行事ブログ
令和7年度 宮城県松島高等学校オープンキャンパスを開催しました。
7月29日(火)に200名を超える中学生の皆さんと保護者の方を迎えてオープンキャンパスを開催しました。
当日は、各教室に分かれてオンライン配信方式で行い、本校の概要や学習内容のほか、学校生活や進路状況、そして入試に関する説明を行いました。さらに、生徒会役員による行事紹介や生徒が製作した部活動紹介動画を上映し、その後、部活動見学を実施しました。今回も本校生徒が各教室への案内や配信作業を担当しました。
暑い中、多くの皆様に御参加いただき誠にありがとうございました。松島高校のことを少しでも知っていただけましたら幸いです。
(校門前風景) (教室風景) (配信作業風景)
【パソコン部】未利用野菜研究 SDGs商品企画プレゼンテーションを実施しました。
パソコン部の2年生は、「SDGs活動」ならびに「ムーンショット目標」※1の達成に向けた研究活動の一環として未利用野菜の活用に取り組んでいます。
昨年11月に行われました「松島のマルシェ まつの市」にて、松島町幡谷で農業をされている只木様から、未利用野菜研究の食材の一つとして、サツマイモを提案していただきました。
そこで、未利用野菜の活用や松島町の抱える課題を調査と並行して、サツマイモを使用したスイーツの試作を行い、今回、只木様に対して商品企画のプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーション後、只木様からは、農業を取り巻く気候変動や農作物への影響、農作物を活用した商品開発と販売等の多くの貴重なお話しをいただきました。
今後も生徒は松島町に関わる商品の開発やブランディングについての活動を行っていきます。
※1 内閣府の政策の「ムーンショット目標」について((出典 内閣府 ムーンショット目標 2025年7月23日)
全ての目標は「人々の幸福(Human Well-being)」の実現を目指し、掲げられています。
将来の社会課題を解決するために、人々の幸福で豊かな暮らしの基盤となる以下の3つの領域から、具体的な10個の目標を決定しています。
①社会:急進的イノベーションで少子高齢化時代を切り拓く。[課題:少子高齢化、労働人口減少 等]
②環境:地球環境を回復させながら都市文明を発展させる。[課題:地球温暖化、海洋プラスチック、資源の枯渇、環境保全と食料生産の両立 等]
③経済:サイエンスとテクノロジーでフロンティアを開拓する。[課題:Society5.0実現のための計算需要増大、人類の活動領域拡大 等]
(出典 内閣府 ムーンショット目標 https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/target.html (このリンクからは外部に移動します) 2025年7月23日)
【情報科・生徒指導部】「情報セキュリティ・モラル研修 ~守ろう知的財産権~」講話を実施しました。
4校時のLHRにて、日本弁理士会 東海会 教育機関支援機構 機構長 伊藤 正典様を講師にお迎えし、「情報セキュリティ・モラル研修 ~守ろう知的財産権~」と題した講話を実施しました。
講話では、社会生活に係わる知的財産権について身近な具体的事例を基に、文化祭やSNSの投稿の際に注意しなければならないことについてもお話をいただきました。生徒から「知的財産権について深く理解することができました。権利を侵害してしまうと、非常に重い罪があるので気を付けなければいけないと思いました。」、「本日の講話では、知的財産権が形のない情報で『無形財産』もあるということがよくわかりました。」、「文化祭のクラス出店の内装やネーミングやマーク、SNSのアイコンなどにも気をつけ、日頃から知的財産権について考えて高校生活を送りたい。」等の多くの感想があり、知的財産権について身近に考える素晴らしい機会となり大きな気づきを得ることができました。
【パソコン部】未利用野菜研究 SDGs商品企画プレゼンテーションを行いました。
パソコン部の2年生は、「SDGs活動」と「ムーンショット目標」の達成に向けた研究活動の一環として、未利用野菜の活用に取り組んでいます。
昨年度は、農事組合法人グリーンファーム松島様にお伺いし、松島町の未利用野菜の現状についてインタビューと農場見学のフィールドワークを行い、未利用野菜を肥料にして活用する取り組みを学ぶことができました。また、松島町幡谷の農家の方からも未利用野菜に活用についてのお話をいただき、未利用野菜を活用したスイーツの商品開発に取り組んできました。
今回は、未利用野菜を活用したスイーツの商品開発プレゼンテーションを行うために、牛タン炭焼利久 五大堂店にお伺いし、店長の佐藤様に御指導をいただきました。
未利用野菜のサツマイモを活用したスイーツについてのプレゼンテーション後に、佐藤様から「生徒がとても頑張っている」とのお褒めのお言葉や感想とともに今後の商品開発に向けたアドバイスをいただきました。具体的には、牛タン炭焼利久では、形が不揃いな苺は「いちご餡」に加工してフードロス削減に努めていることをうかがいました。
生徒は初めての商品開発プレゼンテーションあったことから、「緊張はしましたが原稿を焦らずに読むことができプレゼンテーションがうまくできました。」との感想がありました。
【パソコン部】「観光都市デザイン」観光研究に向けて講話をいただきました。
パソコン部1学年の生徒は、観光における「創造的復興・防災」、「インバウンド・国際交流」についての研究活動を行っていますが、今回、松島観光協会長 志賀 寧 様を講師にお迎えして講話ををしていただきました。
志賀様からは、東日本大震災や復興と防災に関して、宮城県や他県の事例や防災に対する意識向上について、松島の観光の現状やインバウンドと国際交流について、研究発表に向けた調査の重要性や原稿作成の方法、研究活動の目的の一つとなるパテント等、パソコン部の生徒が今後取り組む活動について、生徒の意見を引き出していただきながらお話をしてくださいました。
今後は、今回の講話でのご指導を基に、調査活動やフィールドワークを行い、「創造的復興・防災」、「インバウンド・国際交流」に向けた商品やサービスの開発を行い、「観光都市デザイン」に向けた研究活動に取り組んでいきます。
【硬式野球部】第107回全国高校野球選手権宮城大会 試合結果
7月11日(金)に仙台西高校との1回戦が行われ、7対4で勝利しました。
仙台西|000 110 200 |4
松 島|110 200 12X |7
このことは、各種メディアでも取り上げられました。
また、7月15日(火)に仙台第一高校との2回戦が行われました。
仙台一|001 002 41 |8
松 島|000 100 00 |1
8回コールド
3回表に1点を取られ、4回裏に1点を取り返しましたが、残念ながら1対8で敗退しました。
3年生は今大会をもって引退となります。これからは8月末の第78回秋季東北地区高等学校野球
宮城県大会予選に向けて1・2年生の新体制で練習に励んでいきます。
応援ありがとうございました。
【中学生対象】オープンキャンパス(7月29日(火)実施予定)の参加申込を終了いたしました。
オープンキャンパスを7月29日(火)に実施します。
オープンキャンパス当日は、参加のお申し込みをいただきました中学生・保護者等の皆様の御来校をお待ちいたしています。
1 実施月日 令和7年7月29日(火)
2 時 間 10時00分~11時00分(受付 9時30分~10時00分)
3 会 場 本校各教室
4 概 要 (1)学校概要
(2)学科紹介
(3)学習内容
(4)教育課程・入試情報
(5)学校生活
(6)進路
(7)部活動紹介(動画)
(8)部活動見学、個別相談会
5 対 象 中学校3年生及び保護者等(希望により中学校1・2年生も可能)
6 そ の 他 (1)本校には駐車場がございません。公共交通機関等を御利用ください。
(2)上履き等の室内で使用するスリッパ等を御持参ください。
1学年フィールドワーク
「総合的な探究の時間」において、1学年は「松島と自然」、「松島と観光」、「松島と歴史」、
「松島と教育・福祉」、「松島と産業」、「松島と伝統文化」、「松島と防災」の7分野に分かれて
松島についてグループ学習をしています。
当日は、それぞれのグループに必要なデータの収集をすることを目的に、松島町内の企業や
町役場を訪れて話を伺ったほか、円通院等の施設を見学しました。また、松島島巡り観光船
の遊覧船に乗り、松島の島々を見たり、藻場再生プログラムに参加したりしました。
【活動にご協力いただいた施設・企業】
石田沢防災センター・一般社団法人松島観光協会・円通院・観瀾亭・松島さかな市場
松島島巡り観光船・松島町役場・みちのく伊達政宗歴史館
「体育祭」が開催されました。
体育祭が7月3日、4日の2日間、開催されました。
初日は、バレーボールとバスケットボールの予選、ドッジボールは予選と決勝が行われました。
2日目には、バレーボールとバスケットボールの決勝、クラス対抗リレーと綱引きが行われました。
各クラスでオリジナルのTシャツを作成し、心を一つにして競技に臨みました。
どのクラスも生徒が協力し合って、それぞれの種目に取り組み、笑顔と活気が溢れる体育祭になるとともに、クラスの団結もさらに深まりました。
【情報科「情報Ⅱ」】「松島町と知的財産権のかかわり」についての講話がありました。
普通科3年選択科目「情報Ⅱ」(選択生徒56名)では、ICT機器を活用した課題解決学習の「松高DX」におけるコンテンツ製作実習をとおして「知的財産権」を学習しております。
今回は、松島観光協会 会長 志賀 寧 氏の御協力をいただき、松島町の観光・経済と知的財産権の関わりについて講話をいただきました。講話では、地元「松島町」における、観光産業と商標権(知的財産権)とのかかわりを知り、具体的事例から社会生活での重要性を理解するとともに、深い学びにつながるようなワークショップを行い、授業内で発表をしました。
講話後に作成したワークシートの感想には「知的財産権について知ることができました。注意すべき点をしっかり確認することができました」、「商標権という言葉しか聞いたことがなかった権利について松島の歴史や建物を交えて分かりやすく説明してくださり理解できました」、「知的財産権の商標権は登録した人の権利になることと、商標権が登録されているかをしっかり調べなければならないと思いました」、「商標権のお話しをうかがい、自分のアイデアだと思っていたものが他人のアイデアと同じ場合があることも考えて、事前に確認する大切さを理解しました」などがあり、生徒は大きな気づきを得ることができました。
現在、授業では、ICT機器を活用してプロジェクションマッピングを製作しており、今後は、松島町の観光・移住・定住促進の課題解決を目標とした「松高DX」の一環として「プロジェクション・マッピング」と「生成AI」を、松島町で公開できるようにアプリ開発について学習を行っています。
【パソコン部】SDGsマルシェ2025(主催 尚絅学院大学)に参加しました
令和7年6月22日(日)に仙台市サンモール一番町商店街アーケードにて、尚絅学院大学主催の「SDGsマルシェ2025 つなげよう! -持続可能な未来に向けて-」に本校、パソコン部も参加しました。
このイベントは、SDGsに関わる取組の発表や体験ができる「マルシェ」で、当日は22団体が参加し、高校生は5団体が参加しました。
本校では、東日本大震災の影響で減少した藻場の再生活動の紹介と地球温暖化に伴う藻場の減少への対策について研究した「藻場再生活動」と松島町産の未利用野菜の有効活用と河川の上流から松島湾に注ぐ水質や牡蠣養殖の現状と竹やホタテの貝殻の活用について研究した「未利用野菜研究」を発表をしました。また、本校生徒が牛タン炭焼利久様と共同で開発した、アカモクパウダーを使用したSDGs商品「どらモク」を販売しました。「藻場再生活動」では、藻場再生活動を行っているNPO法人 環境生態工学研究所(E-TEC)様の御支援や御助言があり資料をまとめることができました。また、「未利用野菜研究」では、松島町様、JA仙台様やグリーンファーム様の御協力をいただき研究を進めることができました。
また、尚絅学院大学 鈴木道子学長より、生徒の研究発表に対して「高校生部門 優秀賞」とともに、参加団体全体の中で最高の「SDGs大賞」もいただくことができました。生徒は月曜日から土曜日まで毎日研究活動に取り組んでおり、その努力が認められたととても喜んでいました。
【防災教育】避難訓練・防災学習を行いました。
令和7年6月13日(金)に地震発生を想定した避難訓練・防災学習を実施しました。
今回は、本震の後に余震が発生する想定での訓練を実施し、生徒たちは主体的に安全確保をすることができていました。また、停電によって放送設備が使用できなくなることを想定し、教職員が連携して避難経路の安全確認や避難指示等の情報伝達を行いました。
その後、校舎内の安全点検についての学習を行いました。各教室で安全点検のポイントを学んだあと、実際に校舎内を点検しました。生徒たちは壁や天井の破損の有無を確認したり、窓や扉の開閉について確認したりする活動を通して、日頃の安全点検の意識を高めることができました。
第1期定期考査
第1期定期考査が6月19日(木)から6月24日(火)に実施されます。生徒は職員室前の廊下に設置してある机や、考査の始まる1週間前から学習スペースとして解放される視聴覚室を利用するなどして考査に向けて頑張っています。職員室が近いので、分からないことがあればすぐ先生に質問をすることができます。
料理部の活動紹介
6月7日(土)の活動では、「講師」をお招きして、「包丁を研ぐ」体験をしました。「講師の先生」は自前の研石を持参しされ、安全に気をつけながら、丁寧に教えてくれました。講師は何と、3年生の部員です!この部員は調理師を目指しており、将来、お店を開いたら、「みんなで食べに行こう」という話で盛り上がりました。その後、「白玉団子入りのフルーツポンチ」を作り、美味しくいただきました。カラフルな白玉団子は初めてでしたが、彩りもよく試食を楽しむことができました。
生徒の感想を紹介します。
「講師をやってみて、初めての人に教えることが難しかった。」「道具が本格的ですごかった。やってみて難しさが分かった。」「チカラ加減が難しかった。部活以外で体験することはないと思うので、今回の体験を覚えておきたい。」「みんなでやれて楽しかった。」・・・などの感想があり、生徒にとって、とても充実した良い時間になったようです。
【観光科1・2年生 和室作法講座】
6月9日(月)に、観光科の1・2年生を対象に、日本の伝統文化を学ぶ機会として「和室作法講座」を実施しました。生徒たちは、事前に動画で所作を学習した上で当日の実習に臨み、和室での立ち居振る舞いや茶道の基本を体験的に学びました。
この講座で得た知識と技術は、観光科の特色であるホテル実習に大いに生かすことができるものであり、実習先での実践力向上に大きく貢献します。また、今後は生徒自身が企画する旅行商品の開発や、国内外の旅行者に向けた茶道体験の提供など、地域や観光業界と連携した活動にも活用していく予定です。
本校では、こうした体験的な学びを通じて日本文化への理解を深めるとともに、多様な価値観を尊重する姿勢を育む教育を推進しています。今後も、地域や世界とつながる魅力ある学校づくりを目指し、実践的かつ創造的な学習活動を展開してまいります。
2学年「保健講話」が開催されました。
6月6日(金)に、2学年対象の「保健講話」が開催されました。講師は、NPO法人mia forza代表の門間尚子様で、内容は、人とのコミュニケーションのより良い方法や、デートDVへの対応等についてのお話でした。
門間様からは、『あなたのあたりまえは、誰かのあたりまえではない。誰かのあたりまえは、私のあたりまえではない。』『私、という主語を大切に。』『暴力をしてもいい人はいない。暴力をうけてもいい人はいない。』『誰もひとりではない。誰もひとりにはしない。』など、心に響く言葉の数々を、情熱と愛情のある語り口でお話になりました。
生徒たちは、真剣な表情で「自分ごと」として聞き、これからの人とのかかり方について考えを深めていました。
農業体験学習『田植え』をしてきました!
5月28日(水)晴れ
松島町及びJA仙台等で取り組んでいる、地産地消運動を推進するための「環境にやさしく質の高い米づくり」に参加し、松島町で歴史がある産業の米作りを体験する。
そのなかで、地域の特産品を学び、地域の方々との交流により深い学びを得ようと企画しています。
不安定な天気が続いていましたが、おかげさまで晴天・・・暑いくらいでした。
ふだん何気なく食べている「お米」は、田んぼの稲からとれるのは知っている。でも、どんな風に植えている?田んぼってどんな感じ?知らないことがいっぱいあります。
今は珍しくなりましたが、「手植え」による体験。田んぼの感触に歓声をあげながら、なれない姿勢に悲鳴をあげながらもとても楽しそうに体験させていただきました。(機械植えは2名の生徒が代表して体験させてもらいました。)
田植え体験の後は、手作りのカレーライスをごちそうになりました。
とても美味しくて多くの生徒がおかわりまでいただき、「私たちが植えた稲もこんな美味しいお米になるんだ!」と口々に喜びのディスカッション。
大変貴重な体験をさせていただきました。
トピック
環境保全米って?
田んぼそのものの力を高め、化学農薬や化学肥料を減らして(通常の半分以下の生産の基準)育てられたお米です。
力を取り戻した田んぼには、生き物が住み、豊かな自然環境を作り出していきます。
生産の基準を守って作られたことを第三者機関が認め、消費者に伝えることで、「環境や人にやさしいお米作り」を消費者が理解し、適正な価格での購入意欲が増えて、生産者を助けることにも繋がります。
まさに、SDGsですね。
生産者と消費者がタッグを組んでこの取組を応援しましょう!
令和7年度 前期生徒総会について
令和7年度前期生徒総会を実施し、令和6年度の活動・会計報告や令和7年度の各種活動計画・予算等が協議・報告されました。生徒会長の挨拶もこの学校をより良くしたいという熱意が伝わってくるものでした。今後も生徒の意見が学校に反映されるような学校づくりを目指します。
【中学生対象】宮城県松島高等学校オープンキャンパスについて(7月29日(火)実施予定)
宮城県松島高等学校オープンキャンパスを7月29日(火)に実施します。
中学生の皆さんの参加をお待ちいたしています。
1 実施月日 令和7年7月29日(火)
2 時 間 10時00分~11時00分(受付 9時30分~10時00分)
3 会 場 本校各教室
4 概 要 (1)学校概要
(2)学科紹介
(3)学習内容
(4)教育課程・入試情報
(5)学校生活
(6)進路
(7)部活動紹介(動画)
(8)部活動見学、個別相談会
5 定 員 300名
6 対 象 中学校3年生及び保護者等(希望により中学校1・2年生も可能)
7 参加申込 (1)申込期間 6月24日(火)~7月11日(金)
(2)申込方法 参加申込Webフォームより申込ください。
8 そ の 他 (1)本校には駐車場がございません。公共交通機関等をご利用ください。
(2)上履き等の室内で使用する靴を御持参ください。
【観光科3年生 松島観光ガイド実習】
5月21日(水)に観光科3年生の4名が、台湾・台南市の高級中学校(日本の高等学校に相当)の先生方6名をお迎えし、松島町内の観光ガイドを行いました。
この取組は、台湾からの訪日教育旅行の一層の拡大を目指すとともに、生徒たちが実践的な観光ガイドのスキルを磨く貴重な機会となりました。
ガイドを担当した生徒たちは、松島の歴史や文化、自然の魅力を丁寧に紹介するとともに、台湾出身の李登輝元総統が「学術・文化交流と『奥の細道』探訪の旅」をテーマに来日された際に、松島を訪れて詠まれた俳句の句碑も案内しました。
生徒たちは、句に込められた思いや歴史的背景を丁寧に説明し、台湾と日本の文化的なつながりを感じていただけるように努めました。
今回の交流を通じて、生徒たちは国際的な視野を広げるとともに、観光を通じた地域の魅力発信の大切さを改めて実感しました。
今後もこのような国際交流の機会を大切にし、観光を学ぶ高校生としての成長につなげてまいります。
「しおかぜ食堂」に行ってきました
料理部では、ボランティア活動として子どもの食環境を整えられるように支援する活動に賛同し、「しおかぜ食堂」のお弁当作りに参加しています。
5月17日(土)のメニューは、「笹かまの磯部焼き」「マカロニサラダ」「切り干し大根の煮付け」「いなり寿司」でした。参加した生徒は、いなり寿司の調理が初めてということで、慎重に油揚げを剥がし、ご飯を詰めていました。ご飯量を調整することに苦戦していましたが、教わった通りに何個も作っていました。
【第42回歩け歩け大会】
今年の「歩け歩け大会」は、昨年までの長い距離を歩きながらゴミを拾う内容から、各学年・クラスごとに場所を決め、ゴミ拾いと草刈りをするという内容で実施しました。
開会式では、高城地区長の横田俊悦様より、「皆さんの活動に感謝します。どうか地域のために頑張ってください。」という言葉をいただき、それぞれの担当する場所に向かいました。
当日は天気にも恵まれ、汗ばむ中、慣れない草刈り鎌を使いながら一生懸命活動する生徒の姿が見られました。
草刈りが終わった後は、PTA保護者に配膳していただいた温かい豚汁で疲れを癒やすことができ、とても充実した行事になりました。
【防災教育】防災講話
令和7年5月16日(金)5校時に防災講話を実施しました。
講師として、松島町総務課環境防災班と、国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所流域治水課の職員の方々をお迎えし、松島町で過去に起こった災害の被害状況や、学校周辺で注意が必要な箇所についての説明、そして流域治水という考え方やそれに関してどのような取組がされているかなどの説明をいただきました。
生徒たちは、防災の知識を身につけようと真剣な姿勢で話を聞いていました。
松島中学校「まつしま防災学」講習会への参加について
令和7年5月15日(木)に松島中学校1年生を対象に「まつしま防災学」が実施されました。
講師として東北福祉大学の学生4名と本校から松島中学校出身の1年生4名が参加しました。松島中学校の生徒は、この講習会で学んだことを町内の小学校で指導することになります。
講習内容は「エコノミークラス症候群予防体操」、「防災クイズ」、「減災かるた」などで、本校生徒も、それぞれ自分の役割を果たしながら、中学生の様子をよく見て優しく声がけなどをしていました。
【野球部】第19回春季宮城県高等学校野球地区大会
4月26日(土)から5月5日(月)にかけて第19回春季宮城県高等学校野球地区大会(東部地区)が行われました。
試合の結果は次のとおりです。
一次予選1回戦 4月26日(土) 石巻市民球場 1時間29分
松島|000 000 |0
東陵|303 202X |10
6回コールド
2回戦 4月29日(火) 平成の森しおかぜ球場 2時間20分
気仙沼|100 010 000 0 |2
松 島|000 002 000 1X |3
延長10回タイブレーク
3回戦 5月5日(月) 石巻市民球場 2時間34分
ウェルネス|210 021 000 |6
松 島|100 000 022 |5
3回戦では、序盤で相手にリードされていましたが、最後まで諦めずに後半で点を取り返しました。しかし、あと一歩及ばず惜敗しました。
春の県大会出場は叶いませんでしたが、今回の悔しさをバネに夏の県大会に向けて練習に励んでいきます。
応援ありがとうございました。
【令和8年度以降入学生対象】iPad(宮城県松島高等学校)の購入について
本校では、国や宮城県が主導しておりますICT教育推進のため、学習用タブレット端末(iPad)を学習用ネットワークに接続し、授業や様々な教育活動の中で活用しています。
つきましては、国や県の方針変更に伴い、令和8年度入学生から、各自で学習用タブレット端末を購入していただくことになりました。そのため、合格者予備登校にて学習用タブレット端末(iPad)の購入の手続をお願いすることとなります。購入する学習用タブレット端末の機種や金額・購入方法につきましては、今のところ決まってはおりませんが、県から発表され次第、すみやかにお伝えいたします。
また、宮城県では、学習用ネットワークに接続するためにMDM(Mobile Device Management)を使用しており、学校で指定したアプリのみがインストールされますが、学校以外でもネットワークに接続することができます。高校卒業後は、MDMを外してアプリを自由にインストールできる個人のタブレットとして利用を継続できます。
保護者等の皆様におかれましては金銭的な御負担をお掛けすることとなりますが、御理解と御協力をお願いいたします。
【情報教育】情報セキュリティ・モラル研修を実施しました。
情報セキュリティ・モラル研修を、教職員対象に4月3日(木)、生徒対象に4月9日(水)(2・3学年対象)、4月14日(月)・16日(水)(1学年対象)に分けて実施しました。
生徒対象の研修では、高校生活で使用する学習用タブレット端末やスマートフォン等の ICT 端末や、インターネットを利用する上でのルール・マナー等について学び、トラブルを未然に防止して安全・安心にICTを利活用し、ディジタル社会に主体的に参画する「デジタル シティズンシップ」の育成を目的に行いました。
今回の研修では、学習用タブレット端末機器の破損を防ぐ安全な取り扱いや、個人情報の取り扱いと安全なパスワードの設定方法、SNS等のネットトラブルを防ぐ方法、知的財産権を侵害をしないための生成AIのファクトチェック等についても学習しました。そのほか、Google Workspace for EducationのWebアプリのClassroomやフォームの活用についても学びました。
生徒からは、研修後に提出したワークシートに、「SNS等では相手の気持ちを考えて使用する」、「一定の期間でパスワードを書き換える」、「著作権や肖像権の侵害などのリスクに注意する」などの感想があり有意義な研修となりました。
写真は教職員対象の研修風景です。
【全学年】新入生歓迎会、部活動紹介が行われました。
4月15日(火)に新入生歓迎会が行われました。はじめに新入生に対して生徒会役員の紹介があり、その後、動画を用いたスライドショーによる学校行事や職員の紹介がありました。後半では各部活動の紹介があり、各部とも趣向を凝らした内容で所属する部活動の魅力を紹介しました。最後に校歌披露と新入生代表からの御礼の挨拶があり、新入生は松島高校に興味や関心を一層持つことができました。
【1学年】観光科オリエンテーション(開講式)が実施されました。
令和7年度 観光科新入生のためのオリエンテーション(開講式)が実施され、宮城県観光戦略課の方による講話や、観光科の2.3年生による活動紹介がありました。新入生は意欲的に話を聞き、真剣に学ぼうとする姿が見られました。これからの観光科12期生の皆さんに大いに期待します。
【1学年】オリエンテーション合宿 が行われました。
4月10日(木)、11日(金)の2日間、以下の目的で国立花山青少年自然の家でオリエンテーション合宿を行いました。
目的:① 松高生としての自覚を高め、充実した高校生活を送る契機とする。
② 規律ある集団生活を通して、基本的生活習慣の大切さを学び、その確立を目指す。
③ 生徒間、教師・生徒間のコミュニケーションの充実を図り、学級・学年の基盤を作る。
1日目、国立花山青少年自然の家に到着後、すぐに準備体操をして御駒山に登りました。途中、ロープを使わなければいけないほどの斜面を登ることになりましたが、生徒たちは声を掛け合いながら頑張って頂上を目指しました。頂上で景色を楽しみながら昼食を取ったあと下山し、翌日の校歌コンクールに向けてクラスごとで校歌練習を行いました。夜には、松島高校に入学した人だけが知ることのできる秘密の学年レクリエーションを行いました。
2日目、シーツをたたみ利用した部屋の掃除を行った後、校歌コンクールを行いました。各クラスで優勝を目指して生徒たちが作戦を立て、工夫をこらした合唱を披露していました。校歌コンクール後は班ごとに分かれて、ピザ作りを行いました。生地をこねて作るところから始め、好きな食材をトッピングしながら、各班で協力しておいしいピザを作ることができました。
入学して3日目でのオリエンテーション合宿ということで、最初は緊張していた生徒たちでしたが、最後には新しくできた友達と楽しそうに話しながら活動を行っていました。
【1学年】令和7年度 入学式 が行われました。
4月8日(火)、令和7年度 入学式 が行われました。今年度は、普通科80名、観光科47名、合計127名の新入生を迎えました。
入学式では、校長からの入学許可のあと、校長式辞、新入生代表による宣誓、御来賓の松島町長 櫻井 公一 様による御祝辞、そして最後に校歌が披露されました。
新入生の皆さんは緊張した面持ちでしたが、松島高校での学校生活に向け決意を新たにしました。
【全学年】令和7年度 新任式、始業式 が行われました。
4月8日(火)に令和7年度 新任式、始業式 が行われました。新任式では今年度お迎えした6名の教職員を代表して、校長から着任の挨拶のあと、生徒会長より歓迎のことばがありました。続いて行われた始業式では校長より式辞があり、高校野球の春の甲子園大会においての女子マネージャーの活躍の話題から、何事も前向きに取り組むことの大切さをお話いただきました。生徒たちは真剣な眼差しで話しを聞き、新年度に向けて気持ちを新たにしていました。
【3学年】令和6年度 卒業証書授与式 が行われました。
令和7年3月1日(土)に令和6年度卒業証書授与式が行われました。
暖かな日差しの中、本校3年生147名が本校から卒業しました。
式典では、担任から卒業生の呼名があり、代表生徒が校長先生から卒業証書を受け取りました。
校長先生の式辞と、御来賓を代表し松島町長 櫻井公一様より御祝辞を頂戴しました。
そして、生徒会長の村上さんから卒業生へ送辞があり、卒業生代表の佐藤さんから答辞がありました。
校歌斉唱では、卒業生が3年間の高校生活を思いだし気持ちを込めて大きな声で歌っていました。
【3学年】同窓会入会式 が行われました。
令和7年2月28日(金)に本校同窓会会長の大類様と副会長の蜂屋様をお迎えして、3学年生徒の同窓会入会式が行われました。
同窓会会長から入会の歓迎の挨拶を頂戴した後、代表生徒が誓いを述べ同窓会から記念品を贈呈されました。
【パソコン部】DX研究活動報告(3Dモデリング・ARを活用したデジタルマップ)を発表しました。
本校では、授業や課外活動で「DX(デジタルトランスフォーメーション)」をテーマの一つとして学んでいます。また、スマート専門校事業にて導入したワークステーションや3Dプリンター機器が設置されています。
本校生徒が、部活動における課外活動で、DXについて学習し、松島町の役場の方のアドバイスをいただきながら製作に取り組んだ「3Dどんぐり松ちゃん」と「松島観光デジタルARマップ」についてプレゼンテーション資料を用いて発表を行いました。
今回は、松島町の御厚意で松島町役場産業観光課のカウンター(1階)に、卒業生が3Dソフトウェア「Blender」にて造形し、本校3年生が3Dデータを当日の様子調整し3Dプリンターで製作した松島町のゆるキャラ「どんぐり松ちゃん」の3Dモデルを展示する機会をいただき町民の方に御覧いただけることとなりました。
また、生徒がHTML言語とAR.jsを使用して、先輩が製作したマップを組み込んでプログラミングを行った「松島観光デジタルARマップ」(Webページ)の発信を行いました。これは、デジタルマップとどんぐり松ちゃんが映るARカメラ機能とマーカーにスマートフォン等のカメラをかざすと「どんぐり松ちゃん」がARとして画面に浮き上がって表示される仕組みです。(下記のパソコン部Webページにあります)
発表後の講評に松島町の産業観光課の方から、多言語化やマーカーの設置についてアドバイスをいただきました。
また、当日は、報道機関の方が取材にいらしてくださいました。
〇松高パソコン部Webページ ホームページ https://ardxpromo.com/index.html (外部リンクに移動します)
デジタルマップ https://ardxpromo.com/index02.html(外部リンクに移動します)
ARカメラ https://ardxpromo.com/index05.html(外部リンクに移動します)
〇当日の様子(東北放送様のニュース動画はこちらです) https://www.youtube.com/watch?v=L-QPCjJgL88 (外部リンクに移動します)
〇当日の様子(NHK仙台放送局様のニュース資料です) https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20250219/6000030328.html (外部リンクに移動します)
【パソコン部】令和7年度 黎明サイエンスフェスティバルに参加しました
宮城県古川黎明高等学校にて、県内の生徒が学習成果を発表する「令和7年度 黎明サイエンスフェスティバル」が行われました。
午前の部では、口頭発表は2つの教室に分かれて実施され、2学年が「藻場再生活動」について発表を行いました。前日まで、1年間取り組んできた活動内容を発表原稿にまとめて、リハーサルで時間を何度も計測し、直前まで原稿の確認や訂正などを行っていました。発表後の質疑応答では、事前に想定して回答を準備し、スムーズに答えていました。
午後の部では、1学年が「未利用野菜研究」について、ポスタ-セッションを行いました。1年間取り組んだ活動をまとめた発表用スライドを基に、分担してポスタ-を製作しました。そして、質問に対応できるように、資料をまとめ質問に回答していました。
また、発表の合間を縫って他校の発表資料を見学しました。
研究活動をまとめ、発表原稿を丁寧に準備して当日にしっかりと発表することができました。研究活動に御協力くださったE-TEC様、グリーンファーム様、松島町様、みどり会農産加工株式会社様に御礼申し上げます。
【観光科】令和6年度 観光実践発表会が行われました
観光実践発表会が、観光科の1学年から3学年の生徒が参加して松島文化観光交流館にて実施されました。
これは、観光科における取り組みについて発表し、次年度に向けた準備と意識の向上を図り、「松高おもてなしツアー」を実施するうえで、お力添えをいただいた専門家から、その見知により御指導助言をいただくことを目的にしております。
午前の部では、観光科3学年が観光実践で実施した「松高おもてなしツアー」の実践報告を行いました。これは、観光科3学年の生徒全員が発表しました。
発表した生徒は「今回の観光実践発表会では3年間の集大成のイベントであり、3年間で習ったことを後輩である1.2年生に伝えるためのものなので、しっかりと取り組むことができました。おもてなしツアーの成功した点や、失敗した点をしっかりと後輩たちに伝えることができたので、来年のツアーは今年のツアーを超えるツアーになり、規模もさらに拡大してほしいと思います」、「観光実践発表会は、日々学んだことの結果として一生懸命に頑張っていき、松島の思いは今後忘れられない場所だと考え込み、これからも松島のことを忘れないようにしようと思いました。また、今までの経験を積み重ねていき、前を一歩踏み出していくように心がけたいと思いました。松高おもてなしツアーは、これまでの経験を全力で果たし、観光科として最後の取り組みを思いっきり出せるようにできました。これは、観光科でお世話になった先生たちのおかげです。三年間長いようで短かったと感じましたが、この経験は決して忘れません」と感想を述べていました。
午後の部では、観光科3学年の「Matsuhsima観光都市デザイン」発表と観光科2学年の観高サミット報告がありました。
観光科3年生が課題研究で学習した代表生徒の発表と製作した資料のギャラリーウォークを実施しました。
生徒は、「観光都市デザインでは、この1年、観光DXや観光SDGS、観光と防災、観光商品開発、都市デザインなど様々なジャンルで観光についてたくさん学ぶことができました。その中でも、地域の現状をよく学びより良くしていくために自分たちで企画しプレゼンしたことがかなり自分に力になったと思います。例えば、カキやアナゴといった海産物をもっと増やすために海の現状を知り解決策を考えたこと、地域の景観や歴史的建造物、食を活用しプロモーション動画を作成したこと、観光地におけるハザードマップを作成したことがあります。これらの活動を通して今後、社会で生きていく上で大切になってくることが十分なほど得られたので忘れずに生活していきたいと思います」との感想を述べていました。
観光科2学年からは、本校を代表して参加した全国高等学校観光教育研究協議会主催の観高サミット(大分県由布市)での発表の報告がありました。
また、当日は、松島中学校の生徒さんが見学に参加されました。
【観光科2学年】研修旅行 ~三重~京都~大阪~
2学年観光科は授業の一環として、令和7年1月14日(火)~18日(土)の期間に、三重県・京都府・大阪府に研修旅行に行きました。
研修旅行の目的は次の通りです。
- 日本を代表する観光地の文化や史跡、風土に触れ、全世界の観光客に親しまれている魅力を理解し、日本三景の松島と比較しながら、松島がさらに発展するための課題探究を深める。
- 日本を代表するホテル業・伝統芸能に触れ、観光客に対しての接客や食べ物に対してのおもてなしの心を学び、3年次の松高おもてなしガイドツアーに生かせるようにする。
- 集団生活、班別の自主研修を通して相互理解を深めるとともに、仲間と協力して行動するコミュニケーション能力の育成を図る。
【1月14日(火)】
- 三重県立鳥羽高校との学校間交流
鳥羽高校の高校生に鳥羽水族館をガイドしてもらい、3年次の松高おもてなしガイドツアーにおける利用のガイドの姿を考えました。
「鳥羽高校の学生の方々のガイド中の配慮(「こちらの方が撮りやすいですよ」等の声がけ。ドアを開けてくれる等)が素晴らしいと思い、おもてなしガイドツアーで是非私もしていきたいと感じました。」(生徒の感想より)
- 夕食~女将講話
この日は鳥羽グランドホテルに泊まり、夕食後に鳥羽グランドホテルの女将さんから、観光地のホテルの「おもてなしの心」や「課題」について講話をしていただきました。後半には女将さんから直々に「挨拶」の仕方について指導をしていただきました。
「お客様の声がけや、配慮、笑顔などたくさんのことに気をつけたいと思った。実際におもてなしガイドツアーで実行できるように頑張りたい」(生徒の感想より)
【1月15日(水)】
- 三重県 伊勢神宮参拝~おかげ横丁散策
プロの観光ガイドの方に案内していただきながら、伊勢神宮を参拝しました。その後、おかげ横丁を自由に散策しながらお昼ご飯を食べました。
「手入れのレベルや規模の大きさ、注目される理由が感じられました。正直、瑞巌寺と比べるととんでもない魅力があると思っていましたが、実際に回って感じたのは規模など関係なくそれぞれの良さと魅力がありました。もっと自分の地域の観光地を大切にしたいです。」(生徒の感想より)
- 自主研修
この日の宿泊場所である京都府京都市にある祇をん新門荘に荷物を置いたあと、班に分かれての自主研修となりました。八坂神社や伏見稲荷、金閣寺などを観光しました。着物をレンタルして、自主研修を楽しんでいる班もありました。
「松島も日本三景の1つですが京都は市内限定の商品などそこでしか買えないものがあり消費者を満たせる品が松島よりも多いと感じました。」
「松島も参考にできる部分が多くあると思いました。もっと規模を大きくできれば松島も京都に並ぶ観光地になれると思いました。もう少し時間があったらもっと回ってみたい場所がたくさんありました。京都の魅力を肌で感じられ幸せでした。」(生徒の感想より)
- 食育プログラム
夕食を楽しみながら、和食の文化の魅力や京都の伝統食について学びました。生徒は、3年次に行う「昼食開発」を意識しながら話を聞いていました。
「(おもてなしガイドツアーの『昼食開発』をしていくにあたって)今回の食育プログラムから、地産地消を目的とした町の食べ物を使った食べ物にしたり、主食や副菜の種類を沢山にしたらいいのではないかと思いました。」(生徒の感想より)
【1月16日(木)】
- 京都府 清水寺前での観光プロモーション
清水寺前にある、梅山堂の方に協力していただきお店の前で『観光プロモーション』を行いました。訪れた観光客にパンフレットを渡し、松島についての魅力を伝えました。海外からの観光客に対しても英語で魅力を伝えました。
「(松島の魅力を伝えることについて)日本人はその地域の文化や食べ物と触れ合いたいと思ってくるが、外国人は地域の文化より先に日本の文化と触れ合いたいと思ってくると思ったので松島の文化の他に少しでも多く日本文化を入れていくといいかもしれない」
「(海外の方に)松島の魅力を伝えるためにはジェスチャーや相手の国について理解をすることが大切だと思いました。また表情や日常会話を身につけておくことが大切だと思いました。」(生徒の感想より)
- 日本三景 天橋立
バスガイドさんのガイドを聞きながら天橋立までバスで移動し、日本三景の1つである天橋立を観光しました。天気にも恵まれ、「股のぞき」で見る景色は絶景でした。
「股のぞきで見てみた景色が普通に見るのと全く違ったのでこのような体験型の観光をするのはとても効果があると思った」(生徒の感想より)
- 夕食~舞妓鑑賞
夕食後、舞妓さんをお呼びして話を聞き、観光地の芸能文化の魅力やおもてなしの心、さらには、中学を卒業すると同時に舞妓という厳しい世界を選択した舞妓さんの覚悟について学びました。その後、舞妓さんの舞を鑑賞し、記念写真を撮影しました。
「その厳しい世界でもやりがいを感じて辞めたいと思ったことはないと言っていて、その精神を見習いたいと思った。」
「舞妓さんのように相手へのサービス精神を持つことと。誰かに見られているという意識をもってしっかりしていきたいと思った。」(生徒の感想より)
【1月17日(金)】
- ユニバーサルスタジオジャパン
朝早くから大阪府に移動し、この日の宿泊場所であるユニバーサルスタジオジャパン前のユニバーサルポートに荷物を置いたあと、丸一日ユニバーサルスタジオジャパンを楽しみました。
「今日のホテル最高すぎて話にならない」
「4泊5日間楽しい研修旅行にして下さりありがとうございました!とても楽しい思い出を作ることが出来ました!!」(生徒の感想より)
【1月18日(金)】
- 大阪府 道頓堀散策
研修旅行最終日。道頓堀で記念撮影をした後、各自で自由に散策を楽しみました。本場のたこ焼きは別格でした。
【全体を通して】
観光科の研修旅行では、関西の観光地を実際に訪れ、様々な方から「おもてなしの心」や「観光」について話をしていただき、多くのことを学ぶことができました。また、京都の清水寺前では、多くの観光客に,松島の魅力を伝えることができました。4泊5日という長期間の集団での研修旅行では、ハプニングやトラブルもありましたが、生徒たちはその度にどうしたら良いのかを考えて解決・改善し大きく成長することができました。
最後に研修旅行全体についての生徒の感想を紹介します。
今回の研修旅行は4泊5日で三重、京都、大阪に行きました。中学校の修学旅行ではコロナの影響で東北地方での観光で、私自身東北以外の都道府県に行ったことがありませんでした。なので、今回関西に行き、研修したことで2つのことを学びました。
1つ目は、集団行動についてです。研修旅行では集団行動が重要になります。特にホテルでの過ごし方です。ご飯の時間、お風呂の時間、起床の時間、就寝の時間など普段過ごしている家とは全く違う生活リズムになります。研修旅行中も何度かホテルのルールを守ることができなかったり、時間に遅れてしまったりなど注意されることもありました。ですが、同じ班の人や同じ部屋の人と協力し合うことによって、注意されることもだんだんなくなっていきました。このことから私は、集団行動を成功させるには、同じ集団の人たちと協力し合ってルールや決まりを守っていくことが大切だと感じました。観光プロモーションでも集団行動が必要となり、同じ班の人と協力して日本人、外国人関係なくたくさんの人に声をかけることができ、観光プロモーションを無事成功させることができました。
2つ目は、おもてなしの心についてです。この4泊5日の間でたくさんのおもてなしの心を見て、感じてきました。1日目の鳥羽グランドホテルでは、夕食の後の女将講話を聞かせていただきました。女将講話では、どのようにしてお客様におもてなしをするのか、お客様はどうしたら喜んでくれるのか、廊下でお客様とすれ違った時の挨拶の仕方などたくさんのことを学ばせていただきました。2日目3日目で泊まった祇をん新門荘では、食育プログラムと舞妓鑑賞をさせていただきました。食育プログラムでは、ホテルの夕食、朝食にはどのような栄養の工夫がされているのか、食品ロスはどのように対処しているのかなど、おもてなしガイドの参考になる話を聞かせていただきました。舞妓鑑賞では日本の伝統文化に触れ、日本の歴史を学ぶことができました。
これらのことから、おもてなしガイドはもちろん普段の生活にも学んだことをたくさん生かしていきたいと思いました。
【観光科】課題研究(観光科3学年)「Matsushima観光都市デザイン ~都市デザイン~」講話について
「課題研究(観光科3学年)Matsushima観光都市デザイン 都市デザイン 『ミライを創るSDGs ~身近なモノの価値を知り、リユースを学ぼう~』」について、ブックオフコーポレーション株式会社 仙台支社 エリアマネージャー 増子様、向山様、佐々木様、長嶺様、三島様から講話をいただきました。
これは、観光都市デザインにて、「都市計画」となる「宮城電気鉄道の歴史」や「3R」や「循環型経済都市『サーキュラー・シティ』」と、「ライフプランニング」に係わる「観光とウェルビーイング」や「観光とシティズンシップ」について学習しており、その研究の一環として、「SDGsと企業の取り組み」、「身近なモノの価値を調べてみよう!」、リサイクル・アップサイクル紹介」、「働く幸せ」についてお話しをいただきました。講話内では身近なモノの価格を想定する体験学習もあり積極的に取り組んでおりました。
講話を伺った生徒は「SDGsへの取り組みが前向きで目に見えて分かる努力をされていると思いました。これから社会に出て行く準備段階の私たちに講話をいただきとてもためになりました。ありがとうございました。」、「リユースされているだけではなく、素材としてリサイクルされているものもあることに驚いた。ま
た、砂漠に不要になった服が大量に捨てられていることにも驚いた。使う側として不要になったモノをリユースしていきたい」、「商品をたくさん作りたくさん売ることは決して悪いことではないが、つくられた商品に対して責任を持つ企業とつかう責任がある消費者の関係がとても大切であると理解しました。生活の中で意識していきたいです」等感想を述べていました。
今後は、学習活動が残すところ2ヶ月となる中で、社会人としての行動と意識を高める良い機会となりました。
【生徒会】松島高校より能登半島地震義援金として寄付いたしました
松島高等学校生徒会・PTAより、松高祭の売上や募金から、¥64,454を能登半島地震義援金として河北新報社を通じて12月11日(水)に寄付いたしました。(下記は松高祭の受付での募金の様子)
【観光科3学年】 科目「課題研究」において「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」の生徒研究内容の発表を行いました。
【観光科3学年】 科目「課題研究」において「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」で生徒の研究内容の発表会を実施しました。
生徒は、「観光商品開発」のインプットトークで松島蒲鉾本舗 経営企画室 係長 葛西様から御講話をいただき、10チームに分かれて商品開発のプランニングを研究してきました。
今回は、10チームそれぞれが考えた蒲鉾を活用したアイデアレシピを発表しました。発表会では、松島蒲鉾本舗 経営企画室 係長 葛西様と松島町産業観光課 観光班長 酒井様を講師にお迎えして審査と講評をいただきました。
発表後に生徒は「観光商品開発の授業では、地元の食材を使ったアレンジレシピを考えることで、新しい方向から見ることができました。今後もアレンジレシピをたくさん考えてみたい」、「各チームのレシピがオリジナリティがあってすごく美味しそうでした。商品を開発するときに、何度も試食をして本当に市場に出せるのか確認することが商品開発で重要な仕事と思いました」と述べていました。
【パソコン部】松島のマルシェ「まつの市」における「みやぎゼロカーボンチャレンジ」活動をおこないました
松島町産業観光課の方の御協力で「松島のマルシェ 「まつの市」」にて「みやぎゼロカーボンチャレンジ」の発信をおこなうことができました。
当日は、朝方に雨がふり寒さを感じる設営準備となりました。
生徒は率先して、マルシェで使用する机に、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」活動に向けた活動の資料の掲示と、検品した「もたらし団子」と「どらモク」のラベルを貼り付けてSDGs開発商品の陳列をしました。
また、本校における「みやぎDXプロジェクト」の一環として、パソコン部の生徒(昨年度卒業生と今年度3年生)が製作した松島町のキャラクター「どんぐり松ちゃん」の3Dモデルを展示し、3Dモデルを活用した「松島観光ARデジタルマップ」についても発信しました。
9時30分から、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」の松島高校の活動発信、「みやぎDXプロジェクト」における「松島観光デジタルマップ」の説明と発信、商品の販売による袋詰め、会計、商品の補充と係を分担して取り組みました。
午前9時30分の開始前より多くのお客様が並んでおり、生徒の活動について説明に耳を傾けていただき、「みやぎカーボンチャレンジ」にむけたSDGs商品を購入してくださいました。また、お客様としていらっしゃった本校の卒業生の方から、発信をしている生徒に「頑張ってね」と声をかけていただきました。
午前10時30分過ぎに「もたらし団子」が販売完了し、午前11時00分頃に「どらモク」が完売いたしました。
御協力ありがとうございました。
【パソコン部】みやぎゼロカーボンチャレンジに向けた藻場再生活動の発信とSDGs商品「もたらし団子」販売の報告会
パソコン部では、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」に向けて、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所(NPO法人 E-TEC)様の御協力をいただき、松島湾の藻場再生活動の発信に取り組み、その活動の一環として「SDGs商品「もたらし団子」開発」の活動をおこなっています。
今年度の松高祭(文化祭)での「藻場再生活動」の発信と「試用販売」の結果について、「SDGs商品「もたらし団子」」の商品化に御協力をいただいている「みどり会農産加工株式会社」の方に報告するために会社にお伺いいたしました。
報告会では、代表取締役 鳥海様をはじめ専務取締役の2名の方に、松高祭で「藻場再生活動」を発信した状況と「もたらし団子」(藻場とみたらしから命名)」の販売状況や購入されたお客様の反応を報告いたしました。
報告後に、「みどり会農産加工株式会社」の専務取締役 鳥海様から、商品化に向けた苦労や、「あかもく」の香りを生かしつつ味わっていただくための工夫と改善を教えていただきました。また、代表取締役 鳥海様から、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」にむけた活動について、松島湾からみて上流となる陸地と海の関係や、県内の他地域での取り組みを教えていただきました。
今後は、11月30日(土)に松島町で実施されます「松島のマルシェ「まつの市」」にて、本校の「みやぎゼロカーボンチャレンジ」を発信し、「もたらし団子」を販売する予定です。
【パソコン部】「令和6年度 みやぎゼロカーボンミーティング」で取り組みの発表をしました。
宮城県環境生活部環境政策課みやぎゼロカーボン推進班主催の「令和6年度みやぎゼロカーボンミーティング」(令和6年11月12日(火) 新仙台ビルディングCROSS B PLUS)に、パソコン部生徒10名が参加し、本校での「未利用野菜の活用」、「藻場再生活動」、「アカモクを活用したSDGs商品「もたらし団子」の開発」の3つの研究活動について発表しました。
今回のミーティングでは、講師の方から「海洋環境の現状と外国での取り組み」と「ブルーカーボン」を意識した漁業や、「未利用魚活用」についてお話しがありました。今後は、「松島のマルシェ 「まつの市」(11月30日(土))」における「みやぎゼロカーボンチャレンジ」の発信に向けて、本校の取り組みをまとめたリーフレットを作成して発信します。
【観光科3学年】 科目「課題研究」において「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」講話がありました
観光科3学年の科目「課題研究」にて「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」の講話がありました。
これは、観光都市のデザインの一環として、松島に観光で訪れたお客様にどのような商品を提供することができるかを考える授業です。
講師に、株式会社松島蒲鉾本舗 経営企画室 係長 葛西様をお迎えし、「松島の観光客と蒲鉾との関わり」をテーマに、松島に観光に訪れるお客様に対する「おもてなし」や「商品開発」について御講話をいただきました。
生徒は、「商品開発は、新しく作るだけではなく、お客様のことを思って開発することが大事だと理解しました」、「今回の講話を伺い、地元企業である松島蒲鉾本舗様がどのような想いでむうなどの商品を販売しているかが理解できました」、「松島に貢献できるような商品を考えていきたいです。」、「松島蒲鉾本舗様が大切にしている笹かまぼこを、私たちも大切にしてたくさん食べていきたい」と感想を述べていました。
【総合的な探究の時間】松島町内での調査活動
「総合的な探究の時間」において2学年は、実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにすることを学習の目的としており、今年度は松島の魅力をどうしたら広められるかという課題に対して
① 「松島検定」を作成するグループ
② 外国人向けの観光ガイド絵本を作成するグループ
③ デートコースやグルメコースなどの観光ガイドコースを作成するグループ
④ 松島のホテルの魅力を宣伝するグループ
の4つのグループに分かれて活動を行っています。
11月6日(水)に松島町内において、松島検定を実施したり外国人に対して絵本の紹介を英語でしたりした後、アンケート調査やインタビューを行いました。
【SDGs活動(パソコン部)】 藻場再生活動に参加しました。
令和6年11月3日(日)に福浦橋にて、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所(E-TEC)主催の「松島湾 藻場再生活動」イベントの運営補助として、パソコン部8名の生徒が参加しました。藻場再生活動とは、東日本大震災の影響で激減した松島湾の藻場を再生し、生物多様性を確保するとともに、日本三景松島の持続的な観光に繋げる活動です。
当日は、快晴で多くの観光客の方に参加いただきました。
生徒は、E-TECのスタッフの方や東北工業大学サークル「たんぽぽ」の方とともに、案内担当、砂団子の配布担当、砂団子を海中に投入する案内担当の3つに分かれ、30分のローテーションを組み担当しました。
令和6年10月26日(土)の松高祭にて藻場再生活動の発信につながるSDGs活動について発表し、地元企業のみどり会農産加工株式会社様の御協力でアカモクを活用した「アカモクみたらし団子(名称 もたらし団子)」を企画し販売することができました。
今後も、藻場再生活動の発信に取り組んで参ります。
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs 研究活動】発表会を実施しました。
観光科3学年の科目「課題研究」において、「Matsushima観光都市デザイン ~観光SDGs~」の研究発表会を実施しました。
これは、10月3日から10月31日までに10回実施した、観光とSDGsの関わりについて学習した生徒が10チームに分かれて、松島湾における5つの研究テーマ(漁業、うなぎ、アマモ・アカモク、ブルーカーボン、牡蠣養殖)について研究した内容を発表しました。
発表をご覧になった来賓の方々から「よく研究をした」とのお褒めの言葉を頂きました。
そして、発表後に、E-TEC 大谷様から環境調査と観光SDGsについて御講話を頂きました。
観光SDGsについて、生徒は「生きていくことで私たちは知らないことが多く、自分達で調査し、その内容を他者に広めていける人になりたいです。調査する上で、多面的な見方をすると、より良い結果が出るのではないかと思いました。環境に携わるということは、社会の一員としての使命で、観光はすべてのSDGsに係わっていることを理解しました」や「アカモク以外にも、こんなにいろいろな課題が松島にたくさんあるのかと思いました。残り少ない高校生活の間に、観光科として、松島によりよい活動ができるように頑張っていきたいです」と感想を述べていました。
【SDGs商品開発】パソコン部で商品開発プレゼンテーションを行いました。
パソコン部では、ICT利活用における技術向上に向けたソフトウェアとしてSDGs商品開発に取り組んでおり、今年度4月から「松島産アカモク」を活用したスイーツの企画・開発に取り組んできました。
地元の企業の方々に御相談を重ね、「みどり会農産加工株式会社」の代表取締役社長 鳥海様が生徒の商品企画のプレゼンテーションに時間を割いてくださるとのことで、会社にお伺いし代表取締役 鳥海様をはじめ専務取締役の3名の方に、生徒が松島湾の現状と、藻場再生活動の啓発に、アカモクを活用したみたらし団子を販売していきたいことを説明いたしました。
活動の趣旨に御賛同をいただき松高祭(文化祭)で試用販売できるように、みどり会農産加工株式会社様が試行錯誤した製品を製造してくださることをお話しいただきました。そして、松高祭では当日製造してくださった50パック(1パック2本)を完売することができました。
生徒は、あかもくみたらし団子を、幸運をもたらし、藻場再生活動が成功するように「もたらし団子」(藻場とみたらしから)と命名しました。
今回、SDGs商品の趣旨を御理解くださり、製造してくださった「みどり会農産加工株式会社」様と、購入してくださった皆様、御協力ありがとうございました。
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs 研究活動】 あかもくとは?
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs③ 研究活動「あかもくとは?」】について、E-TEC理事 佐々木様から、松島湾の「アカモク」と漁業者との関わりや現在の状況と環境問題を解決するために行った商品開発のニュースを教材としてこれまでの取り組みについて講話をいただきました。
今回の授業の目的に、地元松島とアカモクの関わりを学ぶことで生物多様性を理解し、実際に試食することで観光と関わりのある食を五感で感じ、上手に活用する方法を考える機会となります。
松島湾に自生していたアカモクを活用する方法の一つに、アカモクが原材料の一部となる「アカモクそば」の開発経緯やその取り組みと、実際に開発に成功した「アカモクそば」を調理し、アカモクの風味や性質をどのように活用したかを試食し体験しました。
また、生徒は、加工したアカモクそばに刻んだ生のアカモクを混ぜて試食し違いを体験しました。
生徒は、「アカモクは高校一年生の時から授業で知っていたが、初めて食べた。思っていたより食べやすく美味しかった。アカモクの入っているそばが香りが良くおいしい様な気がした。おいしく栄養を摂ることができるならそれが一番と思った」や「高校に入ってからアカモクの勉強をするようになって、アカモクに興味が沸いてアカモク丼を食べに行ったことがあった。それからアカモクが好きになったが、今回の活動を通してもっとアカモクが好きになった」「現在研究中の松島湾のSDGs活動を発信する研究に繋げていきたい」とそれぞれ感想を述べていました。