行事ブログ
【防災教育】避難訓練・防災学習を行いました。
令和7年11月7日(金)に地震・火災の発生を想定した避難訓練と防災学習を実施しました。
今回は、本震の後に火災が発生する想定での訓練を実施し、生徒たちは避難経路の変更にも対応しながら避難することができました。また、松島消防署の方々にもご協力いただき、消火器の使用訓練も実施しました。
その後、避難所運営についての防災学習を行いました。1年生は体育館で避難所でも使用されることの多いワンタッチテントの設営・収納を行い、居住スペースの広さを実感することができました。2・3年生は各教室で避難所運営を題材にしたグループワークを行い、避難所生活で起こりうるトラブルについて考えたり、相手を思いやるコミュニケーションの大切さを学んだりすることができました。
【課外活動(パソコン部)】藻場再生活動に参加しました
令和7年11月3日(月)に福浦橋において、NPO法人 環境生態工学研究所主催の「藻場再生活動」の運営に参加しました。
この活動は、東日本大震災で激減した松島湾のアマモの生育に適した砂泥環境に近づけることを目的としています。参加した9名の生徒は、案内係や受付係の他、砂団子にアマモの種を追加する係、活動の趣旨を理解し協力をいただける観光客に砂団子を海中に投入する案内係、参加者に景品を渡す係などに分かれて仕事を行いました。
福浦橋を訪れた多くの観光客の皆さんに協力をいただき、準備した1,500個の砂団子を海に投入することができました。御協力ありがとうございました。
【パソコン部】インバウンド体験の商品開発に向けたフィールドワークを行いました。
パソコン部では、松島を訪れた観光客を対象にしたインバウンド体験の商品開発について研究しています。
令和7年11月1日(土)に松島直秀こけし製造元 二八屋物産店に御協力をいただき、松島観光のお土産の一つである「こけし」や「こけしの絵付け体験」について、二八屋物産店の本村様にインタビューを行いました。
生徒は、インバウンドの動向やとともにこけし」の種類や「こけしの絵付け体験」の状況についてお話しを聞くことができました。
今後は、現在研究中である「こけし」と生成AIを組み合わせた「トーキングこけし」の開発を行っていきます。
【パソコン部】松島町総合防災訓練に参加しました。
パソコン部の1学年の生徒3名が、令和7年度「松島町総合防災訓練」(11月1日(土)実施)に参加しました。
生徒は、訓練の概要を松島町総務課の方からお話しをしていただいた後、午前10時00分から宮城県に大津波警報が発表された想定で、松島海岸レストハウスから松島防災センターへ避難をしました。
生徒は、天隣院までの西側経路と展望台までの東側経路を確認しつつ避難時間を計測するなど、避難をする際のシミュレーションを行いました。避難訓練後、松島防災センターで避難所設営時に使用するテントの設営を体験しました。
生徒は、今回の総合防災避難訓練を経験し、松島町の災害リスクを正しく理解し、避難行動や観光客等の避難誘導を理解し実践することができました。
【情報科「情報Ⅱ」】「松島に関わる環境の現状と知的財産権」の講話がありました。
普通科3年選択科目「情報Ⅱ」(選択生徒55名)では、ICT機器を活用した課題解決学習の「松高DX」において、コンテンツ制作実習を通して「知的財産権」を学習しています。
今回は、NPO法人 環境生態工学研究所 理事 佐々木 久雄 氏と主任研究員 大谷 孝一 氏の御協力をいただき、松島の環境調査と松島湾の環境を維持するためのアカモクを活用した商品開発に関わる知的財産権についての講話をいただきました。講話では、松島の抱える環境の課題やその解決に向けた取組と、ドローンを使用した環境調査に関わる著作権、水産資源を活用した商品開発と商標権について生徒たちにとって深い学びにつながり具体的な事例をまじえながらお話しをいただきました。
現在、授業では、ICT機器を活用して「プロジェクション・マッピング」を制作しています。今後は、松島町の観光・移住・定住促進の課題解決を目標とした「松高DX」の一環として、「プロジェクション・マッピング」と「生成AI」を松島町で公開できるようアプリ開発について学習を行っていきます。