行事ブログ
令和7年度 宮城県松島高等学校オープンキャンパスを開催しました。
7月29日(火)に200名を超える中学生の皆さんと保護者の方を迎えてオープンキャンパスを開催しました。
当日は、各教室に分かれてオンライン配信方式で行い、本校の概要や学習内容のほか、学校生活や進路状況、そして入試に関する説明を行いました。さらに、生徒会役員による行事紹介や生徒が製作した部活動紹介動画を上映し、その後、部活動見学を実施しました。今回も本校生徒が各教室への案内や配信作業を担当しました。
暑い中、多くの皆様に御参加いただき誠にありがとうございました。松島高校のことを少しでも知っていただけましたら幸いです。
(校門前風景) (教室風景) (配信作業風景)
【パソコン部】未利用野菜研究 SDGs商品企画プレゼンテーションを実施しました。
パソコン部の2年生は、「SDGs活動」ならびに「ムーンショット目標」※1の達成に向けた研究活動の一環として未利用野菜の活用に取り組んでいます。
昨年11月に行われました「松島のマルシェ まつの市」にて、松島町幡谷で農業をされている只木様から、未利用野菜研究の食材の一つとして、サツマイモを提案していただきました。
そこで、未利用野菜の活用や松島町の抱える課題を調査と並行して、サツマイモを使用したスイーツの試作を行い、今回、只木様に対して商品企画のプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーション後、只木様からは、農業を取り巻く気候変動や農作物への影響、農作物を活用した商品開発と販売等の多くの貴重なお話しをいただきました。
今後も生徒は松島町に関わる商品の開発やブランディングについての活動を行っていきます。
※1 内閣府の政策の「ムーンショット目標」について((出典 内閣府 ムーンショット目標 2025年7月23日)
全ての目標は「人々の幸福(Human Well-being)」の実現を目指し、掲げられています。
将来の社会課題を解決するために、人々の幸福で豊かな暮らしの基盤となる以下の3つの領域から、具体的な10個の目標を決定しています。
①社会:急進的イノベーションで少子高齢化時代を切り拓く。[課題:少子高齢化、労働人口減少 等]
②環境:地球環境を回復させながら都市文明を発展させる。[課題:地球温暖化、海洋プラスチック、資源の枯渇、環境保全と食料生産の両立 等]
③経済:サイエンスとテクノロジーでフロンティアを開拓する。[課題:Society5.0実現のための計算需要増大、人類の活動領域拡大 等]
(出典 内閣府 ムーンショット目標 https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/target.html (このリンクからは外部に移動します) 2025年7月23日)
【情報科・生徒指導部】「情報セキュリティ・モラル研修 ~守ろう知的財産権~」講話を実施しました。
4校時のLHRにて、日本弁理士会 東海会 教育機関支援機構 機構長 伊藤 正典様を講師にお迎えし、「情報セキュリティ・モラル研修 ~守ろう知的財産権~」と題した講話を実施しました。
講話では、社会生活に係わる知的財産権について身近な具体的事例を基に、文化祭やSNSの投稿の際に注意しなければならないことについてもお話をいただきました。生徒から「知的財産権について深く理解することができました。権利を侵害してしまうと、非常に重い罪があるので気を付けなければいけないと思いました。」、「本日の講話では、知的財産権が形のない情報で『無形財産』もあるということがよくわかりました。」、「文化祭のクラス出店の内装やネーミングやマーク、SNSのアイコンなどにも気をつけ、日頃から知的財産権について考えて高校生活を送りたい。」等の多くの感想があり、知的財産権について身近に考える素晴らしい機会となり大きな気づきを得ることができました。
【パソコン部】未利用野菜研究 SDGs商品企画プレゼンテーションを行いました。
パソコン部の2年生は、「SDGs活動」と「ムーンショット目標」の達成に向けた研究活動の一環として、未利用野菜の活用に取り組んでいます。
昨年度は、農事組合法人グリーンファーム松島様にお伺いし、松島町の未利用野菜の現状についてインタビューと農場見学のフィールドワークを行い、未利用野菜を肥料にして活用する取り組みを学ぶことができました。また、松島町幡谷の農家の方からも未利用野菜に活用についてのお話をいただき、未利用野菜を活用したスイーツの商品開発に取り組んできました。
今回は、未利用野菜を活用したスイーツの商品開発プレゼンテーションを行うために、牛タン炭焼利久 五大堂店にお伺いし、店長の佐藤様に御指導をいただきました。
未利用野菜のサツマイモを活用したスイーツについてのプレゼンテーション後に、佐藤様から「生徒がとても頑張っている」とのお褒めのお言葉や感想とともに今後の商品開発に向けたアドバイスをいただきました。具体的には、牛タン炭焼利久では、形が不揃いな苺は「いちご餡」に加工してフードロス削減に努めていることをうかがいました。
生徒は初めての商品開発プレゼンテーションあったことから、「緊張はしましたが原稿を焦らずに読むことができプレゼンテーションがうまくできました。」との感想がありました。
【パソコン部】「観光都市デザイン」観光研究に向けて講話をいただきました。
パソコン部1学年の生徒は、観光における「創造的復興・防災」、「インバウンド・国際交流」についての研究活動を行っていますが、今回、松島観光協会長 志賀 寧 様を講師にお迎えして講話ををしていただきました。
志賀様からは、東日本大震災や復興と防災に関して、宮城県や他県の事例や防災に対する意識向上について、松島の観光の現状やインバウンドと国際交流について、研究発表に向けた調査の重要性や原稿作成の方法、研究活動の目的の一つとなるパテント等、パソコン部の生徒が今後取り組む活動について、生徒の意見を引き出していただきながらお話をしてくださいました。
今後は、今回の講話でのご指導を基に、調査活動やフィールドワークを行い、「創造的復興・防災」、「インバウンド・国際交流」に向けた商品やサービスの開発を行い、「観光都市デザイン」に向けた研究活動に取り組んでいきます。
【硬式野球部】第107回全国高校野球選手権宮城大会 試合結果
7月11日(金)に仙台西高校との1回戦が行われ、7対4で勝利しました。
仙台西|000 110 200 |4
松 島|110 200 12X |7
このことは、各種メディアでも取り上げられました。
また、7月15日(火)に仙台第一高校との2回戦が行われました。
仙台一|001 002 41 |8
松 島|000 100 00 |1
8回コールド
3回表に1点を取られ、4回裏に1点を取り返しましたが、残念ながら1対8で敗退しました。
3年生は今大会をもって引退となります。これからは8月末の第78回秋季東北地区高等学校野球
宮城県大会予選に向けて1・2年生の新体制で練習に励んでいきます。
応援ありがとうございました。
【中学生対象】オープンキャンパス(7月29日(火)実施予定)の参加申込を終了いたしました。
オープンキャンパスを7月29日(火)に実施します。
オープンキャンパス当日は、参加のお申し込みをいただきました中学生・保護者等の皆様の御来校をお待ちいたしています。
1 実施月日 令和7年7月29日(火)
2 時 間 10時00分~11時00分(受付 9時30分~10時00分)
3 会 場 本校各教室
4 概 要 (1)学校概要
(2)学科紹介
(3)学習内容
(4)教育課程・入試情報
(5)学校生活
(6)進路
(7)部活動紹介(動画)
(8)部活動見学、個別相談会
5 対 象 中学校3年生及び保護者等(希望により中学校1・2年生も可能)
6 そ の 他 (1)本校には駐車場がございません。公共交通機関等を御利用ください。
(2)上履き等の室内で使用するスリッパ等を御持参ください。
1学年フィールドワーク
「総合的な探究の時間」において、1学年は「松島と自然」、「松島と観光」、「松島と歴史」、
「松島と教育・福祉」、「松島と産業」、「松島と伝統文化」、「松島と防災」の7分野に分かれて
松島についてグループ学習をしています。
当日は、それぞれのグループに必要なデータの収集をすることを目的に、松島町内の企業や
町役場を訪れて話を伺ったほか、円通院等の施設を見学しました。また、松島島巡り観光船
の遊覧船に乗り、松島の島々を見たり、藻場再生プログラムに参加したりしました。
【活動にご協力いただいた施設・企業】
石田沢防災センター・一般社団法人松島観光協会・円通院・観瀾亭・松島さかな市場
松島島巡り観光船・松島町役場・みちのく伊達政宗歴史館
「体育祭」が開催されました。
体育祭が7月3日、4日の2日間、開催されました。
初日は、バレーボールとバスケットボールの予選、ドッジボールは予選と決勝が行われました。
2日目には、バレーボールとバスケットボールの決勝、クラス対抗リレーと綱引きが行われました。
各クラスでオリジナルのTシャツを作成し、心を一つにして競技に臨みました。
どのクラスも生徒が協力し合って、それぞれの種目に取り組み、笑顔と活気が溢れる体育祭になるとともに、クラスの団結もさらに深まりました。
【情報科「情報Ⅱ」】「松島町と知的財産権のかかわり」についての講話がありました。
普通科3年選択科目「情報Ⅱ」(選択生徒56名)では、ICT機器を活用した課題解決学習の「松高DX」におけるコンテンツ製作実習をとおして「知的財産権」を学習しております。
今回は、松島観光協会 会長 志賀 寧 氏の御協力をいただき、松島町の観光・経済と知的財産権の関わりについて講話をいただきました。講話では、地元「松島町」における、観光産業と商標権(知的財産権)とのかかわりを知り、具体的事例から社会生活での重要性を理解するとともに、深い学びにつながるようなワークショップを行い、授業内で発表をしました。
講話後に作成したワークシートの感想には「知的財産権について知ることができました。注意すべき点をしっかり確認することができました」、「商標権という言葉しか聞いたことがなかった権利について松島の歴史や建物を交えて分かりやすく説明してくださり理解できました」、「知的財産権の商標権は登録した人の権利になることと、商標権が登録されているかをしっかり調べなければならないと思いました」、「商標権のお話しをうかがい、自分のアイデアだと思っていたものが他人のアイデアと同じ場合があることも考えて、事前に確認する大切さを理解しました」などがあり、生徒は大きな気づきを得ることができました。
現在、授業では、ICT機器を活用してプロジェクションマッピングを製作しており、今後は、松島町の観光・移住・定住促進の課題解決を目標とした「松高DX」の一環として「プロジェクション・マッピング」と「生成AI」を、松島町で公開できるようにアプリ開発について学習を行っています。