行事ブログ
【中学生対象】宮城県松島高等学校オープンキャンパスについて(7月29日(火)実施予定)
宮城県松島高等学校オープンキャンパスを7月29日(火)に実施します。
中学生の皆さんの参加をお待ちいたしています。
1 実施月日 令和7年7月29日(火)
2 時 間 10時00分~11時00分(受付 9時30分~10時00分)
3 会 場 本校各教室
4 概 要 (1)学校概要
(2)学科紹介
(3)学習内容
(4)教育課程・入試情報
(5)学校生活
(6)進路
(7)部活動紹介(動画)
(8)部活動見学、個別相談会
5 定 員 300名
6 対 象 中学校3年生及び保護者等(希望により中学校1・2年生も可能)
7 参加申込 (1)申込期間 6月24日(火)~7月11日(金)
(2)申込方法 参加申込Webフォームより申込ください。
【観光科3年生 松島観光ガイド実習】
5月21日(水)に観光科3年生の4名が、台湾・台南市の高級中学校(日本の高等学校に相当)の先生方6名をお迎えし、松島町内の観光ガイドを行いました。
この取組は、台湾からの訪日教育旅行の一層の拡大を目指すとともに、生徒たちが実践的な観光ガイドのスキルを磨く貴重な機会となりました。
ガイドを担当した生徒たちは、松島の歴史や文化、自然の魅力を丁寧に紹介するとともに、台湾出身の李登輝元総統が「学術・文化交流と『奥の細道』探訪の旅」をテーマに来日された際に、松島を訪れて詠まれた俳句の句碑も案内しました。
生徒たちは、句に込められた思いや歴史的背景を丁寧に説明し、台湾と日本の文化的なつながりを感じていただけるように努めました。
今回の交流を通じて、生徒たちは国際的な視野を広げるとともに、観光を通じた地域の魅力発信の大切さを改めて実感しました。
今後もこのような国際交流の機会を大切にし、観光を学ぶ高校生としての成長につなげてまいります。
「しおかぜ食堂」に行ってきました
料理部では、ボランティア活動として子どもの食環境を整えられるように支援する活動に賛同し、「しおかぜ食堂」のお弁当作りに参加しています。
5月17日(土)のメニューは、「笹かまの磯部焼き」「マカロニサラダ」「切り干し大根の煮付け」「いなり寿司」でした。参加した生徒は、いなり寿司の調理が初めてということで、慎重に油揚げを剥がし、ご飯を詰めていました。ご飯量を調整することに苦戦していましたが、教わった通りに何個も作っていました。
【第42回歩け歩け大会】
今年の「歩け歩け大会」は、昨年までの長い距離を歩きながらゴミを拾う内容から、各学年・クラスごとに場所を決め、ゴミ拾いと草刈りをするという内容で実施しました。
開会式では、高城地区長の横田俊悦様より、「皆さんの活動に感謝します。どうか地域のために頑張ってください。」という言葉をいただき、それぞれの担当する場所に向かいました。
当日は天気にも恵まれ、汗ばむ中、慣れない草刈り鎌を使いながら一生懸命活動する生徒の姿が見られました。
草刈りが終わった後は、PTA保護者に配膳していただいた温かい豚汁で疲れを癒やすことができ、とても充実した行事になりました。
【防災教育】防災講話
令和7年5月16日(金)5校時に防災講話を実施しました。
講師として、松島町総務課環境防災班と、国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所流域治水課の職員の方々をお迎えし、松島町で過去に起こった災害の被害状況や、学校周辺で注意が必要な箇所についての説明、そして流域治水という考え方やそれに関してどのような取組がされているかなどの説明をいただきました。
生徒たちは、防災の知識を身につけようと真剣な姿勢で話を聞いていました。
松島中学校「まつしま防災学」講習会への参加について
令和7年5月15日(木)に松島中学校1年生を対象に「まつしま防災学」が実施されました。
講師として東北福祉大学の学生4名と本校から松島中学校出身の1年生4名が参加しました。松島中学校の生徒は、この講習会で学んだことを町内の小学校で指導することになります。
講習内容は「エコノミークラス症候群予防体操」、「防災クイズ」、「減災かるた」などで、本校生徒も、それぞれ自分の役割を果たしながら、中学生の様子をよく見て優しく声がけなどをしていました。
【野球部】第19回春季宮城県高等学校野球地区大会
4月26日(土)から5月5日(月)にかけて第19回春季宮城県高等学校野球地区大会(東部地区)が行われました。
試合の結果は次のとおりです。
一次予選1回戦 4月26日(土) 石巻市民球場 1時間29分
松島|000 000 |0
東陵|303 202X |10
6回コールド
2回戦 4月29日(火) 平成の森しおかぜ球場 2時間20分
気仙沼|100 010 000 0 |2
松 島|000 002 000 1X |3
延長10回タイブレーク
3回戦 5月5日(月) 石巻市民球場 2時間34分
ウェルネス|210 021 000 |6
松 島|100 000 022 |5
3回戦では、序盤で相手にリードされていましたが、最後まで諦めずに後半で点を取り返しました。しかし、あと一歩及ばず惜敗しました。
春の県大会出場は叶いませんでしたが、今回の悔しさをバネに夏の県大会に向けて練習に励んでいきます。
応援ありがとうございました。
【令和8年度以降入学生対象】iPad(宮城県松島高等学校)の購入について
本校では、国や宮城県が主導しておりますICT教育推進のため、学習用タブレット端末(iPad)を学習用ネットワークに接続し、授業や様々な教育活動の中で活用しています。
つきましては、国や県の方針変更に伴い、令和8年度入学生から、各自で学習用タブレット端末を購入していただくことになりました。そのため、合格者予備登校にて学習用タブレット端末(iPad)の購入の手続をお願いすることとなります。購入する学習用タブレット端末の機種や金額・購入方法につきましては、今のところ決まってはおりませんが、県から発表され次第、すみやかにお伝えいたします。
また、宮城県では、学習用ネットワークに接続するためにMDM(Mobile Device Management)を使用しており、学校で指定したアプリのみがインストールされますが、学校以外でもネットワークに接続することができます。高校卒業後は、MDMを外してアプリを自由にインストールできる個人のタブレットとして利用を継続できます。
保護者等の皆様におかれましては金銭的な御負担をお掛けすることとなりますが、御理解と御協力をお願いいたします。
【情報教育】情報セキュリティ・モラル研修を実施しました。
情報セキュリティ・モラル研修を、教職員対象に4月3日(木)、生徒対象に4月9日(水)(2・3学年対象)、4月14日(月)・16日(水)(1学年対象)に分けて実施しました。
生徒対象の研修では、高校生活で使用する学習用タブレット端末やスマートフォン等の ICT 端末や、インターネットを利用する上でのルール・マナー等について学び、トラブルを未然に防止して安全・安心にICTを利活用し、ディジタル社会に主体的に参画する「デジタル シティズンシップ」の育成を目的に行いました。
今回の研修では、学習用タブレット端末機器の破損を防ぐ安全な取り扱いや、個人情報の取り扱いと安全なパスワードの設定方法、SNS等のネットトラブルを防ぐ方法、知的財産権を侵害をしないための生成AIのファクトチェック等についても学習しました。そのほか、Google Workspace for EducationのWebアプリのClassroomやフォームの活用についても学びました。
生徒からは、研修後に提出したワークシートに、「SNS等では相手の気持ちを考えて使用する」、「一定の期間でパスワードを書き換える」、「著作権や肖像権の侵害などのリスクに注意する」などの感想があり有意義な研修となりました。
写真は教職員対象の研修風景です。
【全学年】新入生歓迎会、部活動紹介が行われました。
4月15日(火)に新入生歓迎会が行われました。はじめに新入生に対して生徒会役員の紹介があり、その後、動画を用いたスライドショーによる学校行事や職員の紹介がありました。後半では各部活動の紹介があり、各部とも趣向を凝らした内容で所属する部活動の魅力を紹介しました。最後に校歌披露と新入生代表からの御礼の挨拶があり、新入生は松島高校に興味や関心を一層持つことができました。
【1学年】観光科オリエンテーション(開講式)が実施されました。
令和7年度 観光科新入生のためのオリエンテーション(開講式)が実施され、宮城県観光戦略課の方による講話や、観光科の2.3年生による活動紹介がありました。新入生は意欲的に話を聞き、真剣に学ぼうとする姿が見られました。これからの観光科12期生の皆さんに大いに期待します。
【1学年】オリエンテーション合宿 が行われました。
4月10日(木)、11日(金)の2日間、以下の目的で国立花山青少年自然の家でオリエンテーション合宿を行いました。
目的:① 松高生としての自覚を高め、充実した高校生活を送る契機とする。
② 規律ある集団生活を通して、基本的生活習慣の大切さを学び、その確立を目指す。
③ 生徒間、教師・生徒間のコミュニケーションの充実を図り、学級・学年の基盤を作る。
1日目、国立花山青少年自然の家に到着後、すぐに準備体操をして御駒山に登りました。途中、ロープを使わなければいけないほどの斜面を登ることになりましたが、生徒たちは声を掛け合いながら頑張って頂上を目指しました。頂上で景色を楽しみながら昼食を取ったあと下山し、翌日の校歌コンクールに向けてクラスごとで校歌練習を行いました。夜には、松島高校に入学した人だけが知ることのできる秘密の学年レクリエーションを行いました。
2日目、シーツをたたみ利用した部屋の掃除を行った後、校歌コンクールを行いました。各クラスで優勝を目指して生徒たちが作戦を立て、工夫をこらした合唱を披露していました。校歌コンクール後は班ごとに分かれて、ピザ作りを行いました。生地をこねて作るところから始め、好きな食材をトッピングしながら、各班で協力しておいしいピザを作ることができました。
入学して3日目でのオリエンテーション合宿ということで、最初は緊張していた生徒たちでしたが、最後には新しくできた友達と楽しそうに話しながら活動を行っていました。
【1学年】令和7年度 入学式 が行われました。
4月8日(火)、令和7年度 入学式 が行われました。今年度は、普通科80名、観光科47名、合計127名の新入生を迎えました。
入学式では、校長からの入学許可のあと、校長式辞、新入生代表による宣誓、御来賓の松島町長 櫻井 公一 様による御祝辞、そして最後に校歌が披露されました。
新入生の皆さんは緊張した面持ちでしたが、松島高校での学校生活に向け決意を新たにしました。
【全学年】令和7年度 新任式、始業式 が行われました。
4月8日(火)に令和7年度 新任式、始業式 が行われました。新任式では今年度お迎えした6名の教職員を代表して、校長から着任の挨拶のあと、生徒会長より歓迎のことばがありました。続いて行われた始業式では校長より式辞があり、高校野球の春の甲子園大会においての女子マネージャーの活躍の話題から、何事も前向きに取り組むことの大切さをお話いただきました。生徒たちは真剣な眼差しで話しを聞き、新年度に向けて気持ちを新たにしていました。
【3学年】令和6年度 卒業証書授与式 が行われました。
令和7年3月1日(土)に令和6年度卒業証書授与式が行われました。
暖かな日差しの中、本校3年生147名が本校から卒業しました。
式典では、担任から卒業生の呼名があり、代表生徒が校長先生から卒業証書を受け取りました。
校長先生の式辞と、御来賓を代表し松島町長 櫻井公一様より御祝辞を頂戴しました。
そして、生徒会長の村上さんから卒業生へ送辞があり、卒業生代表の佐藤さんから答辞がありました。
校歌斉唱では、卒業生が3年間の高校生活を思いだし気持ちを込めて大きな声で歌っていました。
【3学年】同窓会入会式 が行われました。
令和7年2月28日(金)に本校同窓会会長の大類様と副会長の蜂屋様をお迎えして、3学年生徒の同窓会入会式が行われました。
同窓会会長から入会の歓迎の挨拶を頂戴した後、代表生徒が誓いを述べ同窓会から記念品を贈呈されました。
【パソコン部】DX研究活動報告(3Dモデリング・ARを活用したデジタルマップ)を発表しました。
本校では、授業や課外活動で「DX(デジタルトランスフォーメーション)」をテーマの一つとして学んでいます。また、スマート専門校事業にて導入したワークステーションや3Dプリンター機器が設置されています。
本校生徒が、部活動における課外活動で、DXについて学習し、松島町の役場の方のアドバイスをいただきながら製作に取り組んだ「3Dどんぐり松ちゃん」と「松島観光デジタルARマップ」についてプレゼンテーション資料を用いて発表を行いました。
今回は、松島町の御厚意で松島町役場産業観光課のカウンター(1階)に、卒業生が3Dソフトウェア「Blender」にて造形し、本校3年生が3Dデータを当日の様子調整し3Dプリンターで製作した松島町のゆるキャラ「どんぐり松ちゃん」の3Dモデルを展示する機会をいただき町民の方に御覧いただけることとなりました。
また、生徒がHTML言語とAR.jsを使用して、先輩が製作したマップを組み込んでプログラミングを行った「松島観光デジタルARマップ」(Webページ)の発信を行いました。これは、デジタルマップとどんぐり松ちゃんが映るARカメラ機能とマーカーにスマートフォン等のカメラをかざすと「どんぐり松ちゃん」がARとして画面に浮き上がって表示される仕組みです。(下記のパソコン部Webページにあります)
発表後の講評に松島町の産業観光課の方から、多言語化やマーカーの設置についてアドバイスをいただきました。
また、当日は、報道機関の方が取材にいらしてくださいました。
〇松高パソコン部Webページ ホームページ https://ardxpromo.com/index.html (外部リンクに移動します)
デジタルマップ https://ardxpromo.com/index02.html(外部リンクに移動します)
ARカメラ https://ardxpromo.com/index05.html(外部リンクに移動します)
〇当日の様子(東北放送様のニュース動画はこちらです) https://www.youtube.com/watch?v=L-QPCjJgL88 (外部リンクに移動します)
〇当日の様子(NHK仙台放送局様のニュース資料です) https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20250219/6000030328.html (外部リンクに移動します)
【パソコン部】令和7年度 黎明サイエンスフェスティバルに参加しました
宮城県古川黎明高等学校にて、県内の生徒が学習成果を発表する「令和7年度 黎明サイエンスフェスティバル」が行われました。
午前の部では、口頭発表は2つの教室に分かれて実施され、2学年が「藻場再生活動」について発表を行いました。前日まで、1年間取り組んできた活動内容を発表原稿にまとめて、リハーサルで時間を何度も計測し、直前まで原稿の確認や訂正などを行っていました。発表後の質疑応答では、事前に想定して回答を準備し、スムーズに答えていました。
午後の部では、1学年が「未利用野菜研究」について、ポスタ-セッションを行いました。1年間取り組んだ活動をまとめた発表用スライドを基に、分担してポスタ-を製作しました。そして、質問に対応できるように、資料をまとめ質問に回答していました。
また、発表の合間を縫って他校の発表資料を見学しました。
研究活動をまとめ、発表原稿を丁寧に準備して当日にしっかりと発表することができました。研究活動に御協力くださったE-TEC様、グリーンファーム様、松島町様、みどり会農産加工株式会社様に御礼申し上げます。
【観光科】令和6年度 観光実践発表会が行われました
観光実践発表会が、観光科の1学年から3学年の生徒が参加して松島文化観光交流館にて実施されました。
これは、観光科における取り組みについて発表し、次年度に向けた準備と意識の向上を図り、「松高おもてなしツアー」を実施するうえで、お力添えをいただいた専門家から、その見知により御指導助言をいただくことを目的にしております。
午前の部では、観光科3学年が観光実践で実施した「松高おもてなしツアー」の実践報告を行いました。これは、観光科3学年の生徒全員が発表しました。
発表した生徒は「今回の観光実践発表会では3年間の集大成のイベントであり、3年間で習ったことを後輩である1.2年生に伝えるためのものなので、しっかりと取り組むことができました。おもてなしツアーの成功した点や、失敗した点をしっかりと後輩たちに伝えることができたので、来年のツアーは今年のツアーを超えるツアーになり、規模もさらに拡大してほしいと思います」、「観光実践発表会は、日々学んだことの結果として一生懸命に頑張っていき、松島の思いは今後忘れられない場所だと考え込み、これからも松島のことを忘れないようにしようと思いました。また、今までの経験を積み重ねていき、前を一歩踏み出していくように心がけたいと思いました。松高おもてなしツアーは、これまでの経験を全力で果たし、観光科として最後の取り組みを思いっきり出せるようにできました。これは、観光科でお世話になった先生たちのおかげです。三年間長いようで短かったと感じましたが、この経験は決して忘れません」と感想を述べていました。
午後の部では、観光科3学年の「Matsuhsima観光都市デザイン」発表と観光科2学年の観高サミット報告がありました。
観光科3年生が課題研究で学習した代表生徒の発表と製作した資料のギャラリーウォークを実施しました。
生徒は、「観光都市デザインでは、この1年、観光DXや観光SDGS、観光と防災、観光商品開発、都市デザインなど様々なジャンルで観光についてたくさん学ぶことができました。その中でも、地域の現状をよく学びより良くしていくために自分たちで企画しプレゼンしたことがかなり自分に力になったと思います。例えば、カキやアナゴといった海産物をもっと増やすために海の現状を知り解決策を考えたこと、地域の景観や歴史的建造物、食を活用しプロモーション動画を作成したこと、観光地におけるハザードマップを作成したことがあります。これらの活動を通して今後、社会で生きていく上で大切になってくることが十分なほど得られたので忘れずに生活していきたいと思います」との感想を述べていました。
観光科2学年からは、本校を代表して参加した全国高等学校観光教育研究協議会主催の観高サミット(大分県由布市)での発表の報告がありました。
また、当日は、松島中学校の生徒さんが見学に参加されました。
【観光科2学年】研修旅行 ~三重~京都~大阪~
2学年観光科は授業の一環として、令和7年1月14日(火)~18日(土)の期間に、三重県・京都府・大阪府に研修旅行に行きました。
研修旅行の目的は次の通りです。
- 日本を代表する観光地の文化や史跡、風土に触れ、全世界の観光客に親しまれている魅力を理解し、日本三景の松島と比較しながら、松島がさらに発展するための課題探究を深める。
- 日本を代表するホテル業・伝統芸能に触れ、観光客に対しての接客や食べ物に対してのおもてなしの心を学び、3年次の松高おもてなしガイドツアーに生かせるようにする。
- 集団生活、班別の自主研修を通して相互理解を深めるとともに、仲間と協力して行動するコミュニケーション能力の育成を図る。
【1月14日(火)】
- 三重県立鳥羽高校との学校間交流
鳥羽高校の高校生に鳥羽水族館をガイドしてもらい、3年次の松高おもてなしガイドツアーにおける利用のガイドの姿を考えました。
「鳥羽高校の学生の方々のガイド中の配慮(「こちらの方が撮りやすいですよ」等の声がけ。ドアを開けてくれる等)が素晴らしいと思い、おもてなしガイドツアーで是非私もしていきたいと感じました。」(生徒の感想より)
- 夕食~女将講話
この日は鳥羽グランドホテルに泊まり、夕食後に鳥羽グランドホテルの女将さんから、観光地のホテルの「おもてなしの心」や「課題」について講話をしていただきました。後半には女将さんから直々に「挨拶」の仕方について指導をしていただきました。
「お客様の声がけや、配慮、笑顔などたくさんのことに気をつけたいと思った。実際におもてなしガイドツアーで実行できるように頑張りたい」(生徒の感想より)
【1月15日(水)】
- 三重県 伊勢神宮参拝~おかげ横丁散策
プロの観光ガイドの方に案内していただきながら、伊勢神宮を参拝しました。その後、おかげ横丁を自由に散策しながらお昼ご飯を食べました。
「手入れのレベルや規模の大きさ、注目される理由が感じられました。正直、瑞巌寺と比べるととんでもない魅力があると思っていましたが、実際に回って感じたのは規模など関係なくそれぞれの良さと魅力がありました。もっと自分の地域の観光地を大切にしたいです。」(生徒の感想より)
- 自主研修
この日の宿泊場所である京都府京都市にある祇をん新門荘に荷物を置いたあと、班に分かれての自主研修となりました。八坂神社や伏見稲荷、金閣寺などを観光しました。着物をレンタルして、自主研修を楽しんでいる班もありました。
「松島も日本三景の1つですが京都は市内限定の商品などそこでしか買えないものがあり消費者を満たせる品が松島よりも多いと感じました。」
「松島も参考にできる部分が多くあると思いました。もっと規模を大きくできれば松島も京都に並ぶ観光地になれると思いました。もう少し時間があったらもっと回ってみたい場所がたくさんありました。京都の魅力を肌で感じられ幸せでした。」(生徒の感想より)
- 食育プログラム
夕食を楽しみながら、和食の文化の魅力や京都の伝統食について学びました。生徒は、3年次に行う「昼食開発」を意識しながら話を聞いていました。
「(おもてなしガイドツアーの『昼食開発』をしていくにあたって)今回の食育プログラムから、地産地消を目的とした町の食べ物を使った食べ物にしたり、主食や副菜の種類を沢山にしたらいいのではないかと思いました。」(生徒の感想より)
【1月16日(木)】
- 京都府 清水寺前での観光プロモーション
清水寺前にある、梅山堂の方に協力していただきお店の前で『観光プロモーション』を行いました。訪れた観光客にパンフレットを渡し、松島についての魅力を伝えました。海外からの観光客に対しても英語で魅力を伝えました。
「(松島の魅力を伝えることについて)日本人はその地域の文化や食べ物と触れ合いたいと思ってくるが、外国人は地域の文化より先に日本の文化と触れ合いたいと思ってくると思ったので松島の文化の他に少しでも多く日本文化を入れていくといいかもしれない」
「(海外の方に)松島の魅力を伝えるためにはジェスチャーや相手の国について理解をすることが大切だと思いました。また表情や日常会話を身につけておくことが大切だと思いました。」(生徒の感想より)
- 日本三景 天橋立
バスガイドさんのガイドを聞きながら天橋立までバスで移動し、日本三景の1つである天橋立を観光しました。天気にも恵まれ、「股のぞき」で見る景色は絶景でした。
「股のぞきで見てみた景色が普通に見るのと全く違ったのでこのような体験型の観光をするのはとても効果があると思った」(生徒の感想より)
- 夕食~舞妓鑑賞
夕食後、舞妓さんをお呼びして話を聞き、観光地の芸能文化の魅力やおもてなしの心、さらには、中学を卒業すると同時に舞妓という厳しい世界を選択した舞妓さんの覚悟について学びました。その後、舞妓さんの舞を鑑賞し、記念写真を撮影しました。
「その厳しい世界でもやりがいを感じて辞めたいと思ったことはないと言っていて、その精神を見習いたいと思った。」
「舞妓さんのように相手へのサービス精神を持つことと。誰かに見られているという意識をもってしっかりしていきたいと思った。」(生徒の感想より)
【1月17日(金)】
- ユニバーサルスタジオジャパン
朝早くから大阪府に移動し、この日の宿泊場所であるユニバーサルスタジオジャパン前のユニバーサルポートに荷物を置いたあと、丸一日ユニバーサルスタジオジャパンを楽しみました。
「今日のホテル最高すぎて話にならない」
「4泊5日間楽しい研修旅行にして下さりありがとうございました!とても楽しい思い出を作ることが出来ました!!」(生徒の感想より)
【1月18日(金)】
- 大阪府 道頓堀散策
研修旅行最終日。道頓堀で記念撮影をした後、各自で自由に散策を楽しみました。本場のたこ焼きは別格でした。
【全体を通して】
観光科の研修旅行では、関西の観光地を実際に訪れ、様々な方から「おもてなしの心」や「観光」について話をしていただき、多くのことを学ぶことができました。また、京都の清水寺前では、多くの観光客に,松島の魅力を伝えることができました。4泊5日という長期間の集団での研修旅行では、ハプニングやトラブルもありましたが、生徒たちはその度にどうしたら良いのかを考えて解決・改善し大きく成長することができました。
最後に研修旅行全体についての生徒の感想を紹介します。
今回の研修旅行は4泊5日で三重、京都、大阪に行きました。中学校の修学旅行ではコロナの影響で東北地方での観光で、私自身東北以外の都道府県に行ったことがありませんでした。なので、今回関西に行き、研修したことで2つのことを学びました。
1つ目は、集団行動についてです。研修旅行では集団行動が重要になります。特にホテルでの過ごし方です。ご飯の時間、お風呂の時間、起床の時間、就寝の時間など普段過ごしている家とは全く違う生活リズムになります。研修旅行中も何度かホテルのルールを守ることができなかったり、時間に遅れてしまったりなど注意されることもありました。ですが、同じ班の人や同じ部屋の人と協力し合うことによって、注意されることもだんだんなくなっていきました。このことから私は、集団行動を成功させるには、同じ集団の人たちと協力し合ってルールや決まりを守っていくことが大切だと感じました。観光プロモーションでも集団行動が必要となり、同じ班の人と協力して日本人、外国人関係なくたくさんの人に声をかけることができ、観光プロモーションを無事成功させることができました。
2つ目は、おもてなしの心についてです。この4泊5日の間でたくさんのおもてなしの心を見て、感じてきました。1日目の鳥羽グランドホテルでは、夕食の後の女将講話を聞かせていただきました。女将講話では、どのようにしてお客様におもてなしをするのか、お客様はどうしたら喜んでくれるのか、廊下でお客様とすれ違った時の挨拶の仕方などたくさんのことを学ばせていただきました。2日目3日目で泊まった祇をん新門荘では、食育プログラムと舞妓鑑賞をさせていただきました。食育プログラムでは、ホテルの夕食、朝食にはどのような栄養の工夫がされているのか、食品ロスはどのように対処しているのかなど、おもてなしガイドの参考になる話を聞かせていただきました。舞妓鑑賞では日本の伝統文化に触れ、日本の歴史を学ぶことができました。
これらのことから、おもてなしガイドはもちろん普段の生活にも学んだことをたくさん生かしていきたいと思いました。