行事ブログ
【3学年】令和6年度 卒業証書授与式が行われました。
令和7年3月1日(土)に令和6年度卒業証書授与式が行われました。
暖かな日差しの中、本校3年生147名が本校から卒業しました。
式典では、担任から卒業生の呼名があり、代表生徒が校長先生から卒業証書を受け取りました。
校長先生の式辞と、御来賓を代表し松島町長 櫻井公一様より御祝辞を頂戴しました。
そして、生徒会長の村上さんから卒業生へ送辞があり、卒業生代表の佐藤さんから答辞がありました。
校歌斉唱では、卒業生が3年間の高校生活を思いだし気持ちを込めて大きな声で歌っていました。
【3学年】同窓会入会式が行われました
令和7年2月28日(金)に本校同窓会会長の大類様と副会長の蜂屋様をお迎えして、3学年生徒の同窓会入会式が行われました。
同窓会会長から入会の歓迎の挨拶を頂戴した後、代表生徒が誓いを述べ同窓会から記念品を贈呈されました。
【パソコン部】DX研究活動報告(3Dモデリング・ARを活用したデジタルマップ)を発表しました。
本校では、授業や課外活動で「DX(デジタルトランスフォーメーション)」をテーマの一つとして学んでいます。また、スマート専門校事業にて導入したワークステーションや3Dプリンター機器が設置されています。
本校生徒が、部活動における課外活動で、DXについて学習し、松島町の役場の方のアドバイスをいただきながら製作に取り組んだ「3Dどんぐり松ちゃん」と「松島観光デジタルARマップ」についてプレゼンテーション資料を用いて発表を行いました。
今回は、松島町の御厚意で松島町役場産業観光課のカウンター(1階)に、卒業生が3Dソフトウェア「Blender」にて造形し、本校3年生が3Dデータを当日の様子調整し3Dプリンターで製作した松島町のゆるキャラ「どんぐり松ちゃん」の3Dモデルを展示する機会をいただき町民の方に御覧いただけることとなりました。
また、生徒がHTML言語とAR.jsを使用して、先輩が製作したマップを組み込んでプログラミングを行った「松島観光デジタルARマップ」(Webページ)の発信を行いました。これは、デジタルマップとどんぐり松ちゃんが映るARカメラ機能とマーカーにスマートフォン等のカメラをかざすと「どんぐり松ちゃん」がARとして画面に浮き上がって表示される仕組みです。(下記のパソコン部Webページにあります)
発表後の講評に松島町の産業観光課の方から、多言語化やマーカーの設置についてアドバイスをいただきました。
また、当日は、報道機関の方が取材にいらしてくださいました。
〇松高パソコン部Webページ ホームページ https://ardxpromo.com/index.html (外部リンクに移動します)
デジタルマップ https://ardxpromo.com/index02.html(外部リンクに移動します)
ARカメラ https://ardxpromo.com/index05.html(外部リンクに移動します)
〇当日の様子(東北放送様のニュース動画はこちらです) https://www.youtube.com/watch?v=L-QPCjJgL88 (外部リンクに移動します)
〇当日の様子(NHK仙台放送局様のニュース資料です) https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20250219/6000030328.html (外部リンクに移動します)
【パソコン部】令和7年度 黎明サイエンスフェスティバルに参加しました
宮城県古川黎明高等学校にて、県内の生徒が学習成果を発表する「令和7年度 黎明サイエンスフェスティバル」が行われました。
午前の部では、口頭発表は2つの教室に分かれて実施され、2学年が「藻場再生活動」について発表を行いました。前日まで、1年間取り組んできた活動内容を発表原稿にまとめて、リハーサルで時間を何度も計測し、直前まで原稿の確認や訂正などを行っていました。発表後の質疑応答では、事前に想定して回答を準備し、スムーズに答えていました。
午後の部では、1学年が「未利用野菜研究」について、ポスタ-セッションを行いました。1年間取り組んだ活動をまとめた発表用スライドを基に、分担してポスタ-を製作しました。そして、質問に対応できるように、資料をまとめ質問に回答していました。
また、発表の合間を縫って他校の発表資料を見学しました。
研究活動をまとめ、発表原稿を丁寧に準備して当日にしっかりと発表することができました。研究活動に御協力くださったE-TEC様、グリーンファーム様、松島町様、みどり会農産加工株式会社様に御礼申し上げます。
【観光科】令和6年度 観光実践発表会が行われました
観光実践発表会が、観光科の1学年から3学年の生徒が参加して松島文化観光交流館にて実施されました。
これは、観光科における取り組みについて発表し、次年度に向けた準備と意識の向上を図り、「松高おもてなしツアー」を実施するうえで、お力添えをいただいた専門家から、その見知により御指導助言をいただくことを目的にしております。
午前の部では、観光科3学年が観光実践で実施した「松高おもてなしツアー」の実践報告を行いました。これは、観光科3学年の生徒全員が発表しました。
発表した生徒は「今回の観光実践発表会では3年間の集大成のイベントであり、3年間で習ったことを後輩である1.2年生に伝えるためのものなので、しっかりと取り組むことができました。おもてなしツアーの成功した点や、失敗した点をしっかりと後輩たちに伝えることができたので、来年のツアーは今年のツアーを超えるツアーになり、規模もさらに拡大してほしいと思います」、「観光実践発表会は、日々学んだことの結果として一生懸命に頑張っていき、松島の思いは今後忘れられない場所だと考え込み、これからも松島のことを忘れないようにしようと思いました。また、今までの経験を積み重ねていき、前を一歩踏み出していくように心がけたいと思いました。松高おもてなしツアーは、これまでの経験を全力で果たし、観光科として最後の取り組みを思いっきり出せるようにできました。これは、観光科でお世話になった先生たちのおかげです。三年間長いようで短かったと感じましたが、この経験は決して忘れません」と感想を述べていました。
午後の部では、観光科3学年の「Matsuhsima観光都市デザイン」発表と観光科2学年の観高サミット報告がありました。
観光科3年生が課題研究で学習した代表生徒の発表と製作した資料のギャラリーウォークを実施しました。
生徒は、「観光都市デザインでは、この1年、観光DXや観光SDGS、観光と防災、観光商品開発、都市デザインなど様々なジャンルで観光についてたくさん学ぶことができました。その中でも、地域の現状をよく学びより良くしていくために自分たちで企画しプレゼンしたことがかなり自分に力になったと思います。例えば、カキやアナゴといった海産物をもっと増やすために海の現状を知り解決策を考えたこと、地域の景観や歴史的建造物、食を活用しプロモーション動画を作成したこと、観光地におけるハザードマップを作成したことがあります。これらの活動を通して今後、社会で生きていく上で大切になってくることが十分なほど得られたので忘れずに生活していきたいと思います」との感想を述べていました。
観光科2学年からは、本校を代表して参加した全国高等学校観光教育研究協議会主催の観高サミット(大分県由布市)での発表の報告がありました。
また、当日は、松島中学校の生徒さんが見学に参加されました。
【観光科2学年】研修旅行 ~三重~京都~大阪~
2学年観光科は授業の一環として、令和7年1月14日(火)~18日(土)の期間に、三重県・京都府・大阪府に研修旅行に行きました。
研修旅行の目的は次の通りです。
- 日本を代表する観光地の文化や史跡、風土に触れ、全世界の観光客に親しまれている魅力を理解し、日本三景の松島と比較しながら、松島がさらに発展するための課題探究を深める。
- 日本を代表するホテル業・伝統芸能に触れ、観光客に対しての接客や食べ物に対してのおもてなしの心を学び、3年次の松高おもてなしガイドツアーに生かせるようにする。
- 集団生活、班別の自主研修を通して相互理解を深めるとともに、仲間と協力して行動するコミュニケーション能力の育成を図る。
【1月14日(火)】
- 三重県立鳥羽高校との学校間交流
鳥羽高校の高校生に鳥羽水族館をガイドしてもらい、3年次の松高おもてなしガイドツアーにおける利用のガイドの姿を考えました。
「鳥羽高校の学生の方々のガイド中の配慮(「こちらの方が撮りやすいですよ」等の声がけ。ドアを開けてくれる等)が素晴らしいと思い、おもてなしガイドツアーで是非私もしていきたいと感じました。」(生徒の感想より)
- 夕食~女将講話
この日は鳥羽グランドホテルに泊まり、夕食後に鳥羽グランドホテルの女将さんから、観光地のホテルの「おもてなしの心」や「課題」について講話をしていただきました。後半には女将さんから直々に「挨拶」の仕方について指導をしていただきました。
「お客様の声がけや、配慮、笑顔などたくさんのことに気をつけたいと思った。実際におもてなしガイドツアーで実行できるように頑張りたい」(生徒の感想より)
【1月15日(水)】
- 三重県 伊勢神宮参拝~おかげ横丁散策
プロの観光ガイドの方に案内していただきながら、伊勢神宮を参拝しました。その後、おかげ横丁を自由に散策しながらお昼ご飯を食べました。
「手入れのレベルや規模の大きさ、注目される理由が感じられました。正直、瑞巌寺と比べるととんでもない魅力があると思っていましたが、実際に回って感じたのは規模など関係なくそれぞれの良さと魅力がありました。もっと自分の地域の観光地を大切にしたいです。」(生徒の感想より)
- 自主研修
この日の宿泊場所である京都府京都市にある祇をん新門荘に荷物を置いたあと、班に分かれての自主研修となりました。八坂神社や伏見稲荷、金閣寺などを観光しました。着物をレンタルして、自主研修を楽しんでいる班もありました。
「松島も日本三景の1つですが京都は市内限定の商品などそこでしか買えないものがあり消費者を満たせる品が松島よりも多いと感じました。」
「松島も参考にできる部分が多くあると思いました。もっと規模を大きくできれば松島も京都に並ぶ観光地になれると思いました。もう少し時間があったらもっと回ってみたい場所がたくさんありました。京都の魅力を肌で感じられ幸せでした。」(生徒の感想より)
- 食育プログラム
夕食を楽しみながら、和食の文化の魅力や京都の伝統食について学びました。生徒は、3年次に行う「昼食開発」を意識しながら話を聞いていました。
「(おもてなしガイドツアーの『昼食開発』をしていくにあたって)今回の食育プログラムから、地産地消を目的とした町の食べ物を使った食べ物にしたり、主食や副菜の種類を沢山にしたらいいのではないかと思いました。」(生徒の感想より)
【1月16日(木)】
- 京都府 清水寺前での観光プロモーション
清水寺前にある、梅山堂の方に協力していただきお店の前で『観光プロモーション』を行いました。訪れた観光客にパンフレットを渡し、松島についての魅力を伝えました。海外からの観光客に対しても英語で魅力を伝えました。
「(松島の魅力を伝えることについて)日本人はその地域の文化や食べ物と触れ合いたいと思ってくるが、外国人は地域の文化より先に日本の文化と触れ合いたいと思ってくると思ったので松島の文化の他に少しでも多く日本文化を入れていくといいかもしれない」
「(海外の方に)松島の魅力を伝えるためにはジェスチャーや相手の国について理解をすることが大切だと思いました。また表情や日常会話を身につけておくことが大切だと思いました。」(生徒の感想より)
- 日本三景 天橋立
バスガイドさんのガイドを聞きながら天橋立までバスで移動し、日本三景の1つである天橋立を観光しました。天気にも恵まれ、「股のぞき」で見る景色は絶景でした。
「股のぞきで見てみた景色が普通に見るのと全く違ったのでこのような体験型の観光をするのはとても効果があると思った」(生徒の感想より)
- 夕食~舞妓鑑賞
夕食後、舞妓さんをお呼びして話を聞き、観光地の芸能文化の魅力やおもてなしの心、さらには、中学を卒業すると同時に舞妓という厳しい世界を選択した舞妓さんの覚悟について学びました。その後、舞妓さんの舞を鑑賞し、記念写真を撮影しました。
「その厳しい世界でもやりがいを感じて辞めたいと思ったことはないと言っていて、その精神を見習いたいと思った。」
「舞妓さんのように相手へのサービス精神を持つことと。誰かに見られているという意識をもってしっかりしていきたいと思った。」(生徒の感想より)
【1月17日(金)】
- ユニバーサルスタジオジャパン
朝早くから大阪府に移動し、この日の宿泊場所であるユニバーサルスタジオジャパン前のユニバーサルポートに荷物を置いたあと、丸一日ユニバーサルスタジオジャパンを楽しみました。
「今日のホテル最高すぎて話にならない」
「4泊5日間楽しい研修旅行にして下さりありがとうございました!とても楽しい思い出を作ることが出来ました!!」(生徒の感想より)
【1月18日(金)】
- 大阪府 道頓堀散策
研修旅行最終日。道頓堀で記念撮影をした後、各自で自由に散策を楽しみました。本場のたこ焼きは別格でした。
【全体を通して】
観光科の研修旅行では、関西の観光地を実際に訪れ、様々な方から「おもてなしの心」や「観光」について話をしていただき、多くのことを学ぶことができました。また、京都の清水寺前では、多くの観光客に,松島の魅力を伝えることができました。4泊5日という長期間の集団での研修旅行では、ハプニングやトラブルもありましたが、生徒たちはその度にどうしたら良いのかを考えて解決・改善し大きく成長することができました。
最後に研修旅行全体についての生徒の感想を紹介します。
今回の研修旅行は4泊5日で三重、京都、大阪に行きました。中学校の修学旅行ではコロナの影響で東北地方での観光で、私自身東北以外の都道府県に行ったことがありませんでした。なので、今回関西に行き、研修したことで2つのことを学びました。
1つ目は、集団行動についてです。研修旅行では集団行動が重要になります。特にホテルでの過ごし方です。ご飯の時間、お風呂の時間、起床の時間、就寝の時間など普段過ごしている家とは全く違う生活リズムになります。研修旅行中も何度かホテルのルールを守ることができなかったり、時間に遅れてしまったりなど注意されることもありました。ですが、同じ班の人や同じ部屋の人と協力し合うことによって、注意されることもだんだんなくなっていきました。このことから私は、集団行動を成功させるには、同じ集団の人たちと協力し合ってルールや決まりを守っていくことが大切だと感じました。観光プロモーションでも集団行動が必要となり、同じ班の人と協力して日本人、外国人関係なくたくさんの人に声をかけることができ、観光プロモーションを無事成功させることができました。
2つ目は、おもてなしの心についてです。この4泊5日の間でたくさんのおもてなしの心を見て、感じてきました。1日目の鳥羽グランドホテルでは、夕食の後の女将講話を聞かせていただきました。女将講話では、どのようにしてお客様におもてなしをするのか、お客様はどうしたら喜んでくれるのか、廊下でお客様とすれ違った時の挨拶の仕方などたくさんのことを学ばせていただきました。2日目3日目で泊まった祇をん新門荘では、食育プログラムと舞妓鑑賞をさせていただきました。食育プログラムでは、ホテルの夕食、朝食にはどのような栄養の工夫がされているのか、食品ロスはどのように対処しているのかなど、おもてなしガイドの参考になる話を聞かせていただきました。舞妓鑑賞では日本の伝統文化に触れ、日本の歴史を学ぶことができました。
これらのことから、おもてなしガイドはもちろん普段の生活にも学んだことをたくさん生かしていきたいと思いました。
【観光科】課題研究(観光科3学年)「Matsushima観光都市デザイン ~都市デザイン~」講話について
「課題研究(観光科3学年)Matsushima観光都市デザイン 都市デザイン 『ミライを創るSDGs ~身近なモノの価値を知り、リユースを学ぼう~』」について、ブックオフコーポレーション株式会社 仙台支社 エリアマネージャー 増子様、向山様、佐々木様、長嶺様、三島様から講話をいただきました。
これは、観光都市デザインにて、「都市計画」となる「宮城電気鉄道の歴史」や「3R」や「循環型経済都市『サーキュラー・シティ』」と、「ライフプランニング」に係わる「観光とウェルビーイング」や「観光とシティズンシップ」について学習しており、その研究の一環として、「SDGsと企業の取り組み」、「身近なモノの価値を調べてみよう!」、リサイクル・アップサイクル紹介」、「働く幸せ」についてお話しをいただきました。講話内では身近なモノの価格を想定する体験学習もあり積極的に取り組んでおりました。
講話を伺った生徒は「SDGsへの取り組みが前向きで目に見えて分かる努力をされていると思いました。これから社会に出て行く準備段階の私たちに講話をいただきとてもためになりました。ありがとうございました。」、「リユースされているだけではなく、素材としてリサイクルされているものもあることに驚いた。ま
た、砂漠に不要になった服が大量に捨てられていることにも驚いた。使う側として不要になったモノをリユースしていきたい」、「商品をたくさん作りたくさん売ることは決して悪いことではないが、つくられた商品に対して責任を持つ企業とつかう責任がある消費者の関係がとても大切であると理解しました。生活の中で意識していきたいです」等感想を述べていました。
今後は、学習活動が残すところ2ヶ月となる中で、社会人としての行動と意識を高める良い機会となりました。
【生徒会】松島高校より能登半島地震義援金として寄付いたしました
松島高等学校生徒会・PTAより、松高祭の売上や募金から、¥64,454を能登半島地震義援金として河北新報社を通じて12月11日(水)に寄付いたしました。(下記は松高祭の受付での募金の様子)
【観光科3学年】 科目「課題研究」において「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」の生徒研究内容の発表を行いました。
【観光科3学年】 科目「課題研究」において「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」で生徒の研究内容の発表会を実施しました。
生徒は、「観光商品開発」のインプットトークで松島蒲鉾本舗 経営企画室 係長 葛西様から御講話をいただき、10チームに分かれて商品開発のプランニングを研究してきました。
今回は、10チームそれぞれが考えた蒲鉾を活用したアイデアレシピを発表しました。発表会では、松島蒲鉾本舗 経営企画室 係長 葛西様と松島町産業観光課 観光班長 酒井様を講師にお迎えして審査と講評をいただきました。
発表後に生徒は「観光商品開発の授業では、地元の食材を使ったアレンジレシピを考えることで、新しい方向から見ることができました。今後もアレンジレシピをたくさん考えてみたい」、「各チームのレシピがオリジナリティがあってすごく美味しそうでした。商品を開発するときに、何度も試食をして本当に市場に出せるのか確認することが商品開発で重要な仕事と思いました」と述べていました。
【パソコン部】松島のマルシェ「まつの市」における「みやぎゼロカーボンチャレンジ」活動をおこないました
松島町産業観光課の方の御協力で「松島のマルシェ 「まつの市」」にて「みやぎゼロカーボンチャレンジ」の発信をおこなうことができました。
当日は、朝方に雨がふり寒さを感じる設営準備となりました。
生徒は率先して、マルシェで使用する机に、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」活動に向けた活動の資料の掲示と、検品した「もたらし団子」と「どらモク」のラベルを貼り付けてSDGs開発商品の陳列をしました。
また、本校における「みやぎDXプロジェクト」の一環として、パソコン部の生徒(昨年度卒業生と今年度3年生)が製作した松島町のキャラクター「どんぐり松ちゃん」の3Dモデルを展示し、3Dモデルを活用した「松島観光ARデジタルマップ」についても発信しました。
9時30分から、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」の松島高校の活動発信、「みやぎDXプロジェクト」における「松島観光デジタルマップ」の説明と発信、商品の販売による袋詰め、会計、商品の補充と係を分担して取り組みました。
午前9時30分の開始前より多くのお客様が並んでおり、生徒の活動について説明に耳を傾けていただき、「みやぎカーボンチャレンジ」にむけたSDGs商品を購入してくださいました。また、お客様としていらっしゃった本校の卒業生の方から、発信をしている生徒に「頑張ってね」と声をかけていただきました。
午前10時30分過ぎに「もたらし団子」が販売完了し、午前11時00分頃に「どらモク」が完売いたしました。
御協力ありがとうございました。
【パソコン部】みやぎゼロカーボンチャレンジに向けた藻場再生活動の発信とSDGs商品「もたらし団子」販売の報告会
パソコン部では、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」に向けて、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所(NPO法人 E-TEC)様の御協力をいただき、松島湾の藻場再生活動の発信に取り組み、その活動の一環として「SDGs商品「もたらし団子」開発」の活動をおこなっています。
今年度の松高祭(文化祭)での「藻場再生活動」の発信と「試用販売」の結果について、「SDGs商品「もたらし団子」」の商品化に御協力をいただいている「みどり会農産加工株式会社」の方に報告するために会社にお伺いいたしました。
報告会では、代表取締役 鳥海様をはじめ専務取締役の2名の方に、松高祭で「藻場再生活動」を発信した状況と「もたらし団子」(藻場とみたらしから命名)」の販売状況や購入されたお客様の反応を報告いたしました。
報告後に、「みどり会農産加工株式会社」の専務取締役 鳥海様から、商品化に向けた苦労や、「あかもく」の香りを生かしつつ味わっていただくための工夫と改善を教えていただきました。また、代表取締役 鳥海様から、「みやぎゼロカーボンチャレンジ」にむけた活動について、松島湾からみて上流となる陸地と海の関係や、県内の他地域での取り組みを教えていただきました。
今後は、11月30日(土)に松島町で実施されます「松島のマルシェ「まつの市」」にて、本校の「みやぎゼロカーボンチャレンジ」を発信し、「もたらし団子」を販売する予定です。
【パソコン部】「令和6年度 みやぎゼロカーボンミーティング」で取り組みの発表をしました。
宮城県環境生活部環境政策課みやぎゼロカーボン推進班主催の「令和6年度みやぎゼロカーボンミーティング」(令和6年11月12日(火) 新仙台ビルディングCROSS B PLUS)に、パソコン部生徒10名が参加し、本校での「未利用野菜の活用」、「藻場再生活動」、「アカモクを活用したSDGs商品「もたらし団子」の開発」の3つの研究活動について発表しました。
今回のミーティングでは、講師の方から「海洋環境の現状と外国での取り組み」と「ブルーカーボン」を意識した漁業や、「未利用魚活用」についてお話しがありました。今後は、「松島のマルシェ 「まつの市」(11月30日(土))」における「みやぎゼロカーボンチャレンジ」の発信に向けて、本校の取り組みをまとめたリーフレットを作成して発信します。
【観光科3学年】 科目「課題研究」において「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」講話がありました
観光科3学年の科目「課題研究」にて「Matsushima観光都市デザイン ~観光商品開発~」の講話がありました。
これは、観光都市のデザインの一環として、松島に観光で訪れたお客様にどのような商品を提供することができるかを考える授業です。
講師に、株式会社松島蒲鉾本舗 経営企画室 係長 葛西様をお迎えし、「松島の観光客と蒲鉾との関わり」をテーマに、松島に観光に訪れるお客様に対する「おもてなし」や「商品開発」について御講話をいただきました。
生徒は、「商品開発は、新しく作るだけではなく、お客様のことを思って開発することが大事だと理解しました」、「今回の講話を伺い、地元企業である松島蒲鉾本舗様がどのような想いでむうなどの商品を販売しているかが理解できました」、「松島に貢献できるような商品を考えていきたいです。」、「松島蒲鉾本舗様が大切にしている笹かまぼこを、私たちも大切にしてたくさん食べていきたい」と感想を述べていました。
【総合的な探究の時間】松島町内での調査活動
「総合的な探究の時間」において2学年は、実社会や実生活と自己との関わりから問いを見いだし、自分で課題を立て、情報を集め、整理・分析して、まとめ・表現することができるようにすることを学習の目的としており、今年度は松島の魅力をどうしたら広められるかという課題に対して
① 「松島検定」を作成するグループ
② 外国人向けの観光ガイド絵本を作成するグループ
③ デートコースやグルメコースなどの観光ガイドコースを作成するグループ
④ 松島のホテルの魅力を宣伝するグループ
の4つのグループに分かれて活動を行っています。
11月6日(水)に松島町内において、松島検定を実施したり外国人に対して絵本の紹介を英語でしたりした後、アンケート調査やインタビューを行いました。
【SDGs活動(パソコン部)】 藻場再生活動に参加しました。
令和6年11月3日(日)に福浦橋にて、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所(E-TEC)主催の「松島湾 藻場再生活動」イベントの運営補助として、パソコン部8名の生徒が参加しました。藻場再生活動とは、東日本大震災の影響で激減した松島湾の藻場を再生し、生物多様性を確保するとともに、日本三景松島の持続的な観光に繋げる活動です。
当日は、快晴で多くの観光客の方に参加いただきました。
生徒は、E-TECのスタッフの方や東北工業大学サークル「たんぽぽ」の方とともに、案内担当、砂団子の配布担当、砂団子を海中に投入する案内担当の3つに分かれ、30分のローテーションを組み担当しました。
令和6年10月26日(土)の松高祭にて藻場再生活動の発信につながるSDGs活動について発表し、地元企業のみどり会農産加工株式会社様の御協力でアカモクを活用した「アカモクみたらし団子(名称 もたらし団子)」を企画し販売することができました。
今後も、藻場再生活動の発信に取り組んで参ります。
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs 研究活動】発表会を実施しました。
観光科3学年の科目「課題研究」において、「Matsushima観光都市デザイン ~観光SDGs~」の研究発表会を実施しました。
これは、10月3日から10月31日までに10回実施した、観光とSDGsの関わりについて学習した生徒が10チームに分かれて、松島湾における5つの研究テーマ(漁業、うなぎ、アマモ・アカモク、ブルーカーボン、牡蠣養殖)について研究した内容を発表しました。
発表をご覧になった来賓の方々から「よく研究をした」とのお褒めの言葉を頂きました。
そして、発表後に、E-TEC 大谷様から環境調査と観光SDGsについて御講話を頂きました。
観光SDGsについて、生徒は「生きていくことで私たちは知らないことが多く、自分達で調査し、その内容を他者に広めていける人になりたいです。調査する上で、多面的な見方をすると、より良い結果が出るのではないかと思いました。環境に携わるということは、社会の一員としての使命で、観光はすべてのSDGsに係わっていることを理解しました」や「アカモク以外にも、こんなにいろいろな課題が松島にたくさんあるのかと思いました。残り少ない高校生活の間に、観光科として、松島によりよい活動ができるように頑張っていきたいです」と感想を述べていました。
【SDGs商品開発】パソコン部で商品開発プレゼンテーションを行いました。
パソコン部では、ICT利活用における技術向上に向けたソフトウェアとしてSDGs商品開発に取り組んでおり、今年度4月から「松島産アカモク」を活用したスイーツの企画・開発に取り組んできました。
地元の企業の方々に御相談を重ね、「みどり会農産加工株式会社」の代表取締役社長 鳥海様が生徒の商品企画のプレゼンテーションに時間を割いてくださるとのことで、会社にお伺いし代表取締役 鳥海様をはじめ専務取締役の3名の方に、生徒が松島湾の現状と、藻場再生活動の啓発に、アカモクを活用したみたらし団子を販売していきたいことを説明いたしました。
活動の趣旨に御賛同をいただき松高祭(文化祭)で試用販売できるように、みどり会農産加工株式会社様が試行錯誤した製品を製造してくださることをお話しいただきました。そして、松高祭では当日製造してくださった50パック(1パック2本)を完売することができました。
生徒は、あかもくみたらし団子を、幸運をもたらし、藻場再生活動が成功するように「もたらし団子」(藻場とみたらしから)と命名しました。
今回、SDGs商品の趣旨を御理解くださり、製造してくださった「みどり会農産加工株式会社」様と、購入してくださった皆様、御協力ありがとうございました。
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs 研究活動】 あかもくとは?
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs③ 研究活動「あかもくとは?」】について、E-TEC理事 佐々木様から、松島湾の「アカモク」と漁業者との関わりや現在の状況と環境問題を解決するために行った商品開発のニュースを教材としてこれまでの取り組みについて講話をいただきました。
今回の授業の目的に、地元松島とアカモクの関わりを学ぶことで生物多様性を理解し、実際に試食することで観光と関わりのある食を五感で感じ、上手に活用する方法を考える機会となります。
松島湾に自生していたアカモクを活用する方法の一つに、アカモクが原材料の一部となる「アカモクそば」の開発経緯やその取り組みと、実際に開発に成功した「アカモクそば」を調理し、アカモクの風味や性質をどのように活用したかを試食し体験しました。
また、生徒は、加工したアカモクそばに刻んだ生のアカモクを混ぜて試食し違いを体験しました。
生徒は、「アカモクは高校一年生の時から授業で知っていたが、初めて食べた。思っていたより食べやすく美味しかった。アカモクの入っているそばが香りが良くおいしい様な気がした。おいしく栄養を摂ることができるならそれが一番と思った」や「高校に入ってからアカモクの勉強をするようになって、アカモクに興味が沸いてアカモク丼を食べに行ったことがあった。それからアカモクが好きになったが、今回の活動を通してもっとアカモクが好きになった」「現在研究中の松島湾のSDGs活動を発信する研究に繋げていきたい」とそれぞれ感想を述べていました。
【課題研究「Matsushima観光都市デザイン」 観光とSDGs②】
観光科3学年の課題研究にて、観光SDGsについての2回目の講話が授業で実施されました。
今回も、E-TEC理事の佐々木様と大谷様をお迎えし、松島湾に係わる5つの研究テーマ(漁業、うなぎ、アマモ・アカモク、ブルーカーボン、牡蠣養殖)について、歴史と現状や今後に向けた展望を伺い、どのような課題があるか御講話いただきました。
生徒は10のチームに分かれ、講話後に、5つのテーマからどのテーマで研究を実施するか相談してテーマを決定しました。
【課題研究「Matsushima観光都市デザイン」 観光とSDGs①】
観光科3学年の科目「課題研究」における「Matsushima観光都市デザイン」の一分野となる「観光SDGs」について1ヶ月間に渡る研究活動を開始しました。
これは、下記の(1)から(3)について、持続的な観光資源開発の研究を行うことを目的としています。
(1)課題研究の学習活動にて、観光都市「松島町」の資源を調査・分析し、ブランディングを行う技術を活用する。
(2)地元「松島町」の現状を理解する中で課題を発見し、持続的な観光資源の開発に向けたSDGs活動について研究・企画し、どのように並立させていくか解決策を考え発表・発信する方法を学習する。
(3)学習をとおして自己理解を深める主体的な地域協働学習をおこなう。
さらに、この研究活動には、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所(NPO法人 E-TEC)様の多大なる御理解と御協力を賜り実施することができました。
1回目の授業では、E-TEC 理事長 西村様から「観光SDGs」をテーマに御講話をいただきました。
SDGs活動の紹介から、観光とどのように関係するかについてインプットトークをいただきました。
生徒は、今後5つのテーマをチームで研究し発信します。
講話後に生徒は、「私たち観光科が松島を訪れた観光客の皆様にSDGsを広めていくことで、よりよくなるのではないかと思います」、「私たちも何かできないか松島でどのようなSDGsが必要か考えていきたいと思います」と感想を述べており、観光とSDGsをどのように取り組むか考えるよい機会となりました。