行事ブログ
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs 研究活動】 あかもくとは?
【課題研究 Matsushima観光都市デザイン 観光SDGs③ 研究活動「あかもくとは?」】について、E-TEC理事 佐々木様から、松島湾の「アカモク」と漁業者との関わりや現在の状況と環境問題を解決するために行った商品開発のニュースを教材としてこれまでの取り組みについて講話をいただきました。
今回の授業の目的に、地元松島とアカモクの関わりを学ぶことで生物多様性を理解し、実際に試食することで観光と関わりのある食を五感で感じ、上手に活用する方法を考える機会となります。
松島湾に自生していたアカモクを活用する方法の一つに、アカモクが原材料の一部となる「アカモクそば」の開発経緯やその取り組みと、実際に開発に成功した「アカモクそば」を調理し、アカモクの風味や性質をどのように活用したかを試食し体験しました。
また、生徒は、加工したアカモクそばに刻んだ生のアカモクを混ぜて試食し違いを体験しました。
生徒は、「アカモクは高校一年生の時から授業で知っていたが、初めて食べた。思っていたより食べやすく美味しかった。アカモクの入っているそばが香りが良くおいしい様な気がした。おいしく栄養を摂ることができるならそれが一番と思った」や「高校に入ってからアカモクの勉強をするようになって、アカモクに興味が沸いてアカモク丼を食べに行ったことがあった。それからアカモクが好きになったが、今回の活動を通してもっとアカモクが好きになった」「現在研究中の松島湾のSDGs活動を発信する研究に繋げていきたい」とそれぞれ感想を述べていました。
【課題研究「Matsushima観光都市デザイン」 観光とSDGs②】
観光科3学年の課題研究にて、観光SDGsについての2回目の講話が授業で実施されました。
今回も、E-TEC理事の佐々木様と大谷様をお迎えし、松島湾に係わる5つの研究テーマ(漁業、うなぎ、アマモ・アカモク、ブルーカーボン、牡蠣養殖)について、歴史と現状や今後に向けた展望を伺い、どのような課題があるか御講話いただきました。
生徒は10のチームに分かれ、講話後に、5つのテーマからどのテーマで研究を実施するか相談してテーマを決定しました。
【課題研究「Matsushima観光都市デザイン」 観光とSDGs①】
観光科3学年の科目「課題研究」における「Matsushima観光都市デザイン」の一分野となる「観光SDGs」について1ヶ月間に渡る研究活動を開始しました。
これは、下記の(1)から(3)について、持続的な観光資源開発の研究を行うことを目的としています。
(1)課題研究の学習活動にて、観光都市「松島町」の資源を調査・分析し、ブランディングを行う技術を活用する。
(2)地元「松島町」の現状を理解する中で課題を発見し、持続的な観光資源の開発に向けたSDGs活動について研究・企画し、どのように並立させていくか解決策を考え発表・発信する方法を学習する。
(3)学習をとおして自己理解を深める主体的な地域協働学習をおこなう。
さらに、この研究活動には、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所(NPO法人 E-TEC)様の多大なる御理解と御協力を賜り実施することができました。
1回目の授業では、E-TEC 理事長 西村様から「観光SDGs」をテーマに御講話をいただきました。
SDGs活動の紹介から、観光とどのように関係するかについてインプットトークをいただきました。
生徒は、今後5つのテーマをチームで研究し発信します。
講話後に生徒は、「私たち観光科が松島を訪れた観光客の皆様にSDGsを広めていくことで、よりよくなるのではないかと思います」、「私たちも何かできないか松島でどのようなSDGsが必要か考えていきたいと思います」と感想を述べており、観光とSDGsをどのように取り組むか考えるよい機会となりました。
2024 松高おもてなしツアー 募集終了のお知らせ
先日より募集を開始した2024松高おもてなしツアーがおかげさまで定員に達しました。
過去に例のない早さで定員に到達し、驚きと同時に感謝の気持ちで一杯です。
今回応募が間に合わずご希望に添えなかった皆様、大変申し訳ありませんでした。
今後とも松島高校を宜しくお願い致します。
担 当
【観光科3学年「課題研究」】 観光と防災 DIG体験から松島町を深く知ろう!
観光科3学年が科目「課題研究 ~Matsushima観光都市デザイン~」におけるテーマの1つとなる「観光と防災」にてDIG(Disaster Imagination Game)に取り組みました(9月12日(木))
この授業では、観光都市「松島町」の総務課の防災に向けた取り組みや事例についてのインプットトークと、生徒10チームに分かれてDIGを体験し、具体的な被害イメージを持ち、「まちのつくり」を理解し、防災における初動と予防策について話し合い、出されたアイデアの発表と共有を行いました。
これは、 観光防災学習にてDIGを体験することで、防災意識や意欲を向上し、事態を客観的に捉えることから自己理解を深め主体的な地域協働学習をおこなうことを目的としています。
今回のDIGに、松島町総務課 庄司 様と一般社団法人 松島観光協会 志賀 様にアドバイザーとして生徒に御指導をいただきました。
生徒は松島海岸付近の地図に、観光名所を付箋で記入しました。その後、観光実習交流事業で、松島を訪れたお客様を案内する想定で、案内先で注意すべき箇所等を確認して話し合い付箋に記載して貼り付けました。
その後、震度5強の地震が発災した想定で、被害や避難する経路と所要時間を話し合いました。
授業のまとめとして、各班が地震が起きた際に気をつける内容を発表しました。
授業の最後に、志賀様と庄司様から御講評をいただきました。
生徒は、日頃から準備をすることや、想定しておくことが重要と感想を述べておりました。